2月14日に迎える「サウジカップデー」 サウジダービーほか3競走の見どころ

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2026年02月04日 21:00  netkeiba

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▲合田直弘が海外競馬の「今」を詳しく解説!(c)netkeiba
【合田直弘(海外競馬評論家)=コラム『世界の競馬』】

◆日本vs欧州のステイヤー決戦!

 2月14日にキングアブドゥルアジーズ競馬場で開催されるサウジCデーの見どころをご紹介したい。本稿ではサウジダービー、リヤドダートスプリント、レッドシーターフHの3競走を分析する。

 まずは、今年からケンタッキーダービーのポイント指定競走となった、3歳馬によるG3サウジダービーから。

 過去6回を振り返ると、半分の3回を日本調教馬が制覇。残り3回を、米国調教馬、UAE調教馬、地元サウジアラビア調教馬が分け合っている。

 今年の米国勢は、4頭出しの予定。中でも実績最上位なのが、B.コックス厩舎のマイワールド(牡3、父エッセンシャルクオリティ)だ。10月4日にアケダクト競馬場のメイドン(d6F)を制しデビュー2戦目で初勝利をあげると、11月1日にアケダクト競馬場で行われたLRナシュアS(d8F)を3.1/2馬身差で楽勝。さらに1月3日に同じくアケダクト競馬場で行われたジェロームS(d8F)も2馬身差で制し、3連勝を飾った。ジェロームSはケンタッキーダービーポイント指定競走で、同馬は10ポイントを獲得している。

 地元の代表が、1月17日にキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたサウジ2000ギニー(d1600m)を7.1/4馬身差で圧勝。これを含めて、ここまで3戦無敗の成績で来ているアルハラム(牡3、父イフラージ)だ。

 日本陣営も5頭出しという大攻勢をかける。代表格となるのが、田中博康厩舎のサトノボヤージュ(牡3、父イントゥミスチーフ)だ。デビュー2戦目で初勝利をあげると、11月29日に東京競馬場で行われたカトレアS(d1600m)まで3連勝。カトレアSは、ロード・トゥ・ケンタッキーダービーのジャパン・ラウンド初戦に指定されており、そこを勝ったことで、サトノボヤージュはブックメーカー各社が売り出すケンタッキーダービーの前売りにも名前を連ねている。

 続いて、ダート1200mのG2リヤドダートスプリント。この競走条件だけに、過去6回のうち2回米国調教馬が優勝し、地元馬が1回。残る3回は日本調教馬が勝ち、存在感を示している。

 今年の米国勢は、3頭出しの予定。中でも実績最上位は、B.バファート厩舎のイマジネーション(牡5、父イントゥミスチーフ)だ。

 3歳3月にG2サンフェリペS(d8.5F)を制し重賞初制覇を果たした同馬。G1サンタアニタダービー(d9F)でも2着となっている。3歳夏から7F以下の路線に転身。3歳12月にG1マリブS(d7F)で3着になると、4歳9月にG2サンタアニタスプリントCS(d6F)を制し2度目の重賞制覇。続いて出走したG1BCスプリント(d6F)でも2着に健闘している。

 7歳となった昨年に本格化し、7月にデルマー競馬場のG1ビングクロスビーS(d6F)を制したのがラブシックブルース(セ8、父グレイズン)だ。

 一方の日本勢も、なかなかのラインナップだ。昨年のこのレースで3着に好走したガビーズシスター(牝5、父アポロキングダム)。コース適性を実証済みというのは、心強い材料である。

 昨年3月のG3マハブアルシマール(d1200m)2着、昨年11月のG1BCスプリント(d6F)4着と、既に海外で2度の好走実績があるのがアメリカンステージ(牡4、父イントウミスチフ)だ。

 さらに、このレースの日本における前哨戦に指定されている。中山競馬場のGIIIカペラS(d1200m)が2着だったのがヤマニンチェルキ(牡4、父フォーウィールドライブ)である。

 続いて、芝3000mのG2レッドシーターフH。過去6回のうち半数の3回において、日本調教馬が優勝。残り3回は欧州調教馬が制し。日本vs欧州という戦いの構図となっている。

 ブックメーカー各社の前売りを見ると、今年は欧州勢優位という情勢だ。

 実績最上位なのが、ジョセフ・オブライエン厩舎のテネシースタッド(牡4、父ウートンバセット)だ。2歳秋にG1クリテリウムドサンクルー(芝2000m)を制した同馬。3歳春には、G1英ダービー(芝12F6y)3着、G1愛ダービー(芝12F)4着と、クラシックで入着。そして3歳秋には、初めて長距離路線に挑んだパリロンシャン競馬場のG2ショードネイ賞(芝3000m)を制し、2度目の重賞制覇を果たしている。

 同じくジョセフ・オブライエンが管理するグッディートゥーシューズ(牝7、父ファストネットロック)。平地と障害を行き来しつつ力を蓄えた同馬は、6歳となった昨年に本格化。この路線の準重賞を連勝して臨んだグッドウッド競馬場のG2リリーラングトリーS(芝14F)で3着に入ると、次走は果敢にG1メルボルンC(芝3200m)に参戦。オッズ41倍という低評価を覆して2着に健闘している。

 昨年のこのレースがビザンチンドリームの2着だったエピックポエット(セ7、父ロペデベガ)。その後、G2ヨークシャーC(芝13F188y)2着、G3ジェフリーフリアS(芝13F61y)2着など、欧州のこの路線でも実績を残した。1月23日にメイダン競馬場で行われたG3アルカイルT(芝2810m)で2着となっての参戦となっている。

(文=合田直弘)

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  • サウジクイズダービー(だから違う)って6回中半分日本勢勝ってるのか…さて今年は如何に?
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