
なぜ? どうして? これを知ればミラノ・コルティナオリンピック(五輪)の観戦がもっと楽しくなる。今回は、スライディング(そり)競技のボブスレー、リュージュ、スケルトンの違いについて解説します。
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ビュンと大きな音を立ててハイスピードで氷上のトラックコースを滑り抜け、タイムを競い合うスライディング。その速度は時速120キロ以上と言われ、想像を超えるスピード感は見る者にスリルを与える。
日本の競技団体名は「日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟」。スライディングやそりではなく、3つの種目を強調しているが、そもそも違いは何か−。競技の特徴を改めて紹介する。
第1回のシャモニー・モンブラン大会から実施され、スライディングにおいて最も長い歴史を持つボブスレー。両側を鋼鉄で囲われたそり(ボブスレー)の中で、座った姿勢でそりをコントロールする。「氷上のF1」と呼ばれ、ドライバーとクルーたちのチームワークが問われる。
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主に2人か4人乗りで行われ、50メートル以上のスタート前区間を自ら助走をつけて乗り、ドライバーは備えられたハンドルを操縦する。後方の選手はブレーキを使って速度調整をするが、ブレーキで速度を落とす選手はめったにいない。2022年北京冬季五輪では女子モノボブ(1人乗り)が初めて実施された。
1人か2人乗りで行われるリュージュは、そりと背中を平行にし、脚を前方にして、滑降する。そりに座った状態からスタート。ボブスレーのようなハンドル、ブレーキはなく、コースでは体重移動のみでそりを操縦する。
1人乗りのスケルトンは、リュージュと異なり、立ち姿勢からスタート。約40メートルのスタート前区間でそりを押して助走をつけ、頭を前方にしてうつぶせの体勢でそりに乗る。ブレーキは足を使って速度を調整する。
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