ビットコイン(BTC)をイメージした金メッキのコイン(AFP時事) 【ニューヨーク時事】暗号資産(仮想通貨)の代表格であるビットコイン(BTC)の相場が5日、1BTC=7万ドル(約1100万円)を割り込み、情報サイトのコインマーケットキャップなどによると、一時2024年10月以来、約1年4カ月ぶりの安値となる6万2000ドル台に下げた。
ビットコインは昨年10月上旬に史上最高値(12万6000ドル台)を付けてから下落傾向が続き、ほぼ半値に落ち込んだ。24年11月の米大統領選での仮想通貨業界に好意的なトランプ氏の勝利は相場を押し上げたが、上昇分は帳消しとなった。
地政学的リスクの高まりで、投資家のリスク回避ムードが広がっている。トランプ氏は先月30日、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長に元理事のケビン・ウォーシュ氏を指名すると発表。ウォーシュ氏はこれまでに取り沙汰されたほかの議長候補と比べると金融緩和に慎重と目されており、仮想通貨から資金を引き揚げる動きが加速。ハイテク株安も押し下げ要因となった。