ママスタ学校生活では、どれほど気をつけていても避けられない出来事があります。とくに体育の授業中は、ボールや人の動きが重なり、思わぬ事故につながることも。今回の投稿は、小学生の体育の授業中に起きた「メガネの破損」をきっかけに、保護者対応の“今と昔”の違いに投稿者さんが戸惑った体験談です。
『体育の授業中、サッカーボールが顔に当たり、メガネが変形しました。先生から、「相手の親御さんから謝罪と修理費を支払うとの申し出があった」と聞きました。メガネは当日、無償でなおしてもらっています。ただ直接の連絡はなく、少しモヤモヤしています。自分なら直接菓子折りを持って謝罪にいくと思うのですが、考えが古いのでしょうか』
こうした対応は、今の保護者の方は先生経由ですることが多いのか、投稿者さんは気になるようです。この問いかけに、現在、小中学生を育てるママ、そしてわが子がメガネを掛けているというママたちから意見が寄せられました。
謝罪や弁償は学校経由が基本と思うほうがいい
ママたちは「授業中の出来事なら学校経由で十分」だとコメントします。直接連絡をすれば拗れてしまうこともあるのかもしれません。わざと傷つけたのではない場合、学校に間に入ってもらった方が、本人たちにとってもいいのでしょう。
『うちも相手には連絡しないでくださいと言われたよ。とりあえず先生をはさんで謝罪を受け入れて終わった』
『今回の件は学校で起こった不可抗力な出来事だから、学校を通じての対応で合っていると思う。いじめをしていたとかなら、相手の家に菓子折りを持って謝罪になると思う』
先生が双方に連絡を入れ、状況を整理するやり方が、現在ではスタンダードだと考えるママが少なくないようです。直接の謝罪は、参観日などで顔を合わせた際に一言伝えれば十分、という声もありました。
故意じゃないなら、菓子折りまでは不要では?
次にあったのは、菓子折りや訪問謝罪までは必要ないという意見です。
『わざとケガさせられたならともかく、サッカーボールが顔に当たって変形したならそれは不可抗力。それで菓子折りはおかしい』
『故意ではないのに、家まで謝りに来る必要はない』
『相手は弁償すると言ってくれたし、先生経由だけれど謝罪もあって、誠実な対応だと思う』
『子どもがメガネをしていたけれど、管理は本人。体育の授業は原則メガネをしない。これを徹底するしかないよ。もちろん失敗してメガネが壊れたこともあったよ。私なら「謝罪や弁償はけっこうです」で終わり』
わが子がメガネを掛けていると、ママは心配ですよね。壊れたとき怪我をしてしまうかもしれませんし、壊してしまえば見えないのですから……。しかしメガネを掛けている家庭からは、「体育の授業では壊れる可能性も想定している」「メガネは保険でなおす」という声もありました。
地域や価値観で変わる対応
一方で、「地域差があるのでは」という指摘もありました。都市部では学校経由が当たり前でも、顔見知りばかりの地域では、直接謝罪が自然という場合もあるようです。どちらが正解というより、環境や人間関係によって“常識”が変わる問題といえそうです。
『都内で暮らしている弟の子どもがお友だちの筆箱を壊してしまったときは、個人情報保護で先生を通してのお詫びだったそう。うちの場合は全校で生徒数が20〜30人で、住んでいるところも家族もほぼ全員知っているので、すぐに謝りに来るかも』
投稿者さん自身も、ママたちのコメントを読み、「謝罪と菓子折りが当たり前だと思っていたのは、昔の感覚だったのかもしれない」と気付いたと言います。
メガネのリスクは仕方ない。怪我も悪意もなければ大きな心で
もしわざとメガネを壊したのなら問題ですが、授業中での出来事なら仕方がないとママたちは考えているようです。メガネは扱いが難しいものです。しかし手が当たったりぶつかったりするなど、子どもたちの激しい動きで壊れてしまうことは想定の範囲に入れておいた方がいいとのコメントです。
『うちの子はメガネだけれど、授業中で故意ではないことなら、私は謝罪なんていらないよ』
『もし相手の親に、何も気にしないでいいと先生から伝えてもらえば十分。もしメガネに修理費が掛かっていても同じこと』
必要以上に感情を膨らませず、学校に任せることで、保護者同士の摩擦を防ぐことにもつながります。学校で起きた不慮の出来事を、どう受け止めるか。時代とともに対応の形は変わっているようです。大切なのは「誠意が伝わっているか」と「子ども同士の関係をこじらせないこと」なのかもしれません。価値観を少しアップデートしながら、ムリのない距離感で向き合っていきたいものです。
文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・Ponko
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