
池の水を全部抜いたあと、水路で網をすくってみると……。とんでもない光景に驚く動画がYouTubeに投稿されました。「こんなに獲れるの」「最高だな」と反響を呼び、記事執筆時点で2万5000回以上再生され、560件以上の高評価を集めています。
動画を投稿したのは、自然を楽しみながら生物多様性の保全にも取り組んでいる小宮春平(@ariake538)さんのYouTubeチャンネル「コミヤの生物多様性に関する一考察」。以前には、アメリカザリガニの駆除を終えて1年後の池についての動画も話題になりました。
今回は、ため池の水を抜いて天日干しをする“池干し”の後に、池が一体どういう状況になるかを観察していきます。コミヤさんによると、「大きな浅い生産性の高い場所というのは、生物量がすごい」とのこと。驚くことに、よく見ると池からあふれでたスジエビが水路を埋めつくしています。コミヤさんたちは、このエビを網を使って複数人で捕獲していくことに。
水路の端のほうを網ですくっていくだけで、いとも簡単に大量のスジエビを捕獲! 「これが池干しの恵みですよね」「エビ漁だ」とテンションが上がります。水路の壁や浮いている葉っぱにもびっしりとスジエビが付いている、見たことがない光景が広がります。
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スジエビだけでなく、コミヤさんが網をすくうと中には元気なメダカが複数匹入っていました。思わず「待って、すごいな」という声がこぼれます。これだけでなく、魚たちがいる端っこで網をあげると、ぴちぴちと跳ねる何匹もの元気な魚たちが。その後もフナや鯉を次々と手づかみで捕まえていきます。思わず「なんぼでも居るな、ほんとに生き物が」「大池の生産量やばい」とつぶやくほどの光景に驚きます。なんと10分程度でバケツにたっぷりと入ったスジエビを獲ることができました。
獲ったエビは持ち帰り、水洗いして細かい枝などのゴミを取り除きます。ここをおろそかにすると、うっかり紛れ込んだ枝を食べてしまい、しっかりとした“枝の味”がしてしまうのだとか。
そしてスジエビをきれいに洗ったら、砂糖としょうゆで煮て佃煮にしていきます。おいしそうに煮えました!
うどんの上にスジエビの佃煮を乗せて仲間たちに試食してもらうと、味付けはいいようですが、「想像するエビではないかもしれない」「ザリガニよりはうまい」という微妙な返答が。しかし、別の班の仲間に食べてもらうと「めっちゃうどんに合う」「美味いやん」「うどんにこんなに合うんやな」となかなかの好感触。うどんに追加してのせる“追いエビ”もして、おいしく味わっている様子でした。
佃煮にしなかった大量に残ったスジエビは、タッパーに入れていったん冷凍。後日、かき揚げにしてフナ出汁のそばと一緒に食べることにしました。
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そばと食べるところは動画に撮っていなかったので、かき揚げの食レポだけを撮影。「思いのほかちゃんとエビ味する」「雰囲気は桜エビのかき揚げとかに近い」という反応でした。ただし、普段食べ慣れているエビよりは“甲殻類感”が薄いそうです。
動画の最後には、「スジエビは食材として優秀。琵琶湖などでまだまだ漁業が行われているだけのことはある生き物」と説明。味や量、獲りやすさ、泥抜きが不要という点などでザリガニより優秀であり、身近で重要な食料資源と結論づけました。動画を見ていると食べてみたくなりますね……!
水路でのスジエビ大量捕獲とそのあとに食す様子に、「小さいエビは増えるしゴミ掃除してくれるし殻ごと食えるし最高だな」「小さな水路にこんなにもスジエビが取れる事にビックリしました」「あれだけの泥水のなかに住んでいても泥臭くないのはありがたいですね。スジエビの佃煮やかき揚げ、美味しそうです」「掬って下さいと言わんばかりに壁際に張り付くスジエビは透き通って美味しそうでした」「凄まじい生産量ですね」「スジエビと鮒の生産性ヤバイですね」「これは凄い!」「エビがエグイ」という反応が寄せられています。
また、人間が手間をかけて生物多様性を維持している池について、「毎年、皆さんが手間隙かけて管理されてきたからこその豊かな恵みなんですね」「すごい量のエビが取れるのに驚きましたが、それ以外の小魚もわんさかいて溜池にいる生物の多さに驚きました」という声も上がっています。
画像提供:YouTubeチャンネル「コミヤの生物多様性に関する一考察」
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