【フィギュア】マリニンが異例の最終調整不在 米国の団体金にフル貢献…4日間で3試合の疲弊か

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2026年02月11日 01:55  日刊スポーツ

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8日、団体男子フリーで金メダルに貢献したマリニン

<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュアスケート>◇男子公式練習◇10日(日本時間11日)◇ミラノ・アイススケートアリーナ


【ミラノ=松本航、藤塚大輔】フィギュアスケート男子の世界王者イリア・マリニン(21=米国)が、男子ショートプログラム(SP)当日、最終調整の場となる公式練習を欠席した。異例となる。


世界選手権2連覇中のマリニンは、団体で米国の2連覇に貢献。SP(7日)フリー(8日)ともに出場した。一方でフル回転の代償として、この日を合わせれば4日間で3試合(SP2回、フリー1回)の強行軍を強いられており、疲労の蓄積が懸念されていた。


2年間無敗を誇る「4回転の神」は、もともと団体の男子フリーに出場する予定がなかったという。ところが前夜、関係者からの電話が鳴った。「君が出なければ負ける」。7日のSP後、中2日で始まる個人に向けて調整に専念する予定だった。コーチも猛反発したが、米USAトゥデー紙によると「とても断れなかった」という。


SPは日本の鍵山優真に10・67点差をつけられる2位。フリーも、佐藤駿を上回る200・03点で金メダルをもたらしたものの、自己ベストからは30点以上も低かった。


「下してきた判断の中で最も賢明なもの」と強行策には胸を張ったが、影響は不可避だった。本番は約5時間後。本番会場で最後の調整となるため、仮にジャンプを飛ばなくても氷の感触だけは確かめる選手が大半。一方で、選手村から会場までの移動負担は減る。当然、アクシデントの可能性もある。


マリニンは、当地の10日午後10時31分(日本時間11日午前6時31分)に登場する。

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