引っ越しトラブル、春に頻発=搬出入で傷、写真で記録を―国民生活センターが呼び掛け

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2026年02月11日 07:31  時事通信社

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時事通信社

荷物の破損や紛失といったトラブルに注意を呼び掛けている(写真はイメージ)
 進学や就職などで新生活を迎える人も多い春。引っ越しの際、業者による荷物の破損や紛失といったトラブルがたびたび起きることから、国民生活センターは破損した場合に備えて写真を撮るなどの対策を取るよう呼び掛けている。

 全国の消費生活センターに寄せられた相談は昨年度、2345件に上った。コロナ禍の相談件数は年間2000件ほどで推移していたが、近年は人の動きが戻ったことで増加傾向にある。

 30代女性は賃貸マンションから引っ越しする際、大型家電の搬出は掃き出し窓から行うよう業者に依頼したが、玄関から運び出され、床やドアに多数の傷が付いた。業者に申し出ると、「引っ越しでできたとは限らない」と言われ、昨年7月に消費生活センターに相談を寄せた。

 別の30代女性は、ネットの比較サイトで価格が安かった業者に依頼。荷物の数は事前に申告し、業者から「2トントラックで入るのでは」と提案されたものの、念のため提案より大きなタイプを指定した。ところが、引っ越し作業の際にトラックに荷物が入り切らず、残りを自分で運ぶことになった。「納得できない」と同8月に同センターに相談した。

 国土交通省が定めた約款で、トラブルに気付いたら3カ月以内に業者に申し出る必要がある。国民生活センターは、傷や故障が発生した場合に備え、作業前後の状況を撮影して記録することを勧めているほか、トラブル防止のため、見積もりの際には荷物の量やサイズ、搬入経路などを正確に伝えることも求めている。

 引っ越しに関しては、エアコンの脱着などの付帯サービス料金を巡るトラブルや、契約締結前の段ボールなどの資材提供に関する相談もみられる。同センターの担当者は「時間に余裕を持って複数社の見積もりを取るなど慎重に判断し、不明点は必ず事前に確認してほしい」と話している。 

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  • 数回引っ越ししたけど、古いジムニーでよくやったよなとつくづく思う
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