【フィギュア】刃こぼれの影響は「全く問題ない」 “非常事態”から2日…当事者のコメントは?

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2026年02月11日 08:17  日刊スポーツ

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男子SPで演技する鍵山優真(撮影・前田充)

<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュアスケート>◇男子ショートプログラム(SP)◇10日(日本時間11日)◇ミラノ・アイススケートアリーナ


【ミラノ=木下淳、藤塚大輔】鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)がSPに臨み、103・07点で2位発進となった。冒頭から4回転−3回転の連続トーループ、4回転サルコーは決めたが、最終3本目のトリプルアクセル(3回転半)は着氷が乱れた。22年北京五輪銀メダリストは、首位発進の世界王者イリア・マリニン(21=米国)を5・09点差で追いかけ、13日(日本時間14日)のフリーに臨む。


ともに初出場の佐藤駿(22=エームサービス/明治大)は88・70点で9位、三浦佳生(20=オリエンタルバイオ/明治大)は76・77点で22位と出遅れた。


男子SPでは、スケート靴の状態が懸念事項に挙げられていた。8日の団体表彰式の際、表彰台の上面がラバー等でスケート靴のブレード(刃)を保護する仕様になっておらず、刃こぼれが発生。日本代表は9日午前に専門の工房でリペアを段取りし、研磨のスペシャリストでもある佐藤のコーチの日下匡力(ただお)氏が全選手分を担当して緊急対応した。


団体で銀メダルに貢献した鍵山は、中1日で迎えたこの日、3回転半でミスが起きたが「全く大丈夫です。(日下氏をはじめとした日本連盟が)すぐに対応してくださったので全然大丈夫でした。全然気にならなかったです」と一言も言い訳せず。佐藤は予定していた4回転−3回転の連続トーループが4回転−2回転となった上で着氷も乱れたが「昨日はちょっと大丈夫かなという不安もあったんですけど、今日は公式練習を滑ってみて全く問題なかったので、そこも大丈夫でした」と影響はなかったとした。


実際に2人は、本番前にメインリンクで行われた25分間の公式練習で4回転を複数本着氷。ジャンプに特段苦戦している様子はなかった。


団体銅メダルでこの日のSP16位のマッテオ・リッツォも、靴の影響について尋ねられると「イッツOK」と連呼。団体金メダルで表彰式に出席していたマリニンも、全ジャンプを決めていた。


大会組織委員会は10日、滑り止め加工された表彰台の表面が選手のブレードを傷つけた事実を認め、再発防止として表面を交換すると表明している。

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