電通G、最大の3276億円赤字=海外事業が不振、無配転落―25年12月期

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2026年02月13日 16:02  時事通信社

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時事通信社

佐野傑 電通グループ次期社長
 電通グループ(G)が13日発表した2025年12月期連結決算は、純損益が3276億円の赤字(前期は1921億円の赤字)で過去最大となった。海外事業が不振で、3101億円の減損損失を計上したことが響いた。

 営業損益は2892億円の赤字(同1249億円の赤字)、売上高は前期比1.7%増の1兆4352億円だった。業績不振を受け、年間配当は無配に転落する。

 五十嵐博社長(65)は退任し、中核会社である電通の佐野傑社長(55)が後任に就く。いずれも3月27日付。後任の電通社長には松本千里電通副社長が4月1日付で昇格する。経営体制を刷新し、再建を急ぐ。

 同社は海外広告事業が振るわず、23年12月期以降は純損益ベースで赤字が続いている。今回の減損では追加の損失を最大限織り込んでいるとし、26年以降にさらなる損失を計上する可能性は「限定的だ」と説明している。 
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