
飲み会の帰り、電車でうっかり寝過ごしてしまうことは誰にでもある。しかし、近年は相互直通運転が増え、一度の寝過ごしが命取りになることも少なくない。
東京都の60代男性(技能工・設備・交通・運輸)は、「池袋から新宿までのほんの数分」の移動で痛恨のミスを犯してしまった。(文:篠原みつき)
「ホームには相鉄線乗り入れの紺の電車がいた」
その日、男性は飲み会の帰りだった。池袋から新宿へ向かう際、山手線ではなく埼京線を選択した。
「途中駅を止まらずに帰ろうと思ったのが間違いだった。ホームには相鉄線乗り入れの紺の電車がいた。今思えば未来を暗示しているかのようだ。つい座ったのがいけなかった」
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数分で着くはずの距離だからこそ、油断してしまったのだろうか。座席に座ったが最後、男性は眠りに落ちてしまった。
「目を覚ますと良く分からない所を走っている。次は羽沢横浜国大!?どこだ、それは?」
池袋から新宿へ向かっていたはずが、気付けば神奈川県にある「羽沢横浜国大駅」付近まで、40分近く爆睡してしまっていたのだ。パニックになる男性だが、事態はさらに深刻だった。
「すぐに降りたくても郊外の駅間隔は広い。15分ほどで駅に到着。この時間に帰れるのか?調べると最終電車で目黒までたどり着ける」
慌てて調べた結果、羽沢横浜国大駅から相鉄新横浜線に飛び乗り、東京方面に引き返したのだろう。しかし、無情にも電車は目黒駅で終点となってしまった。「既に電車は終わっており、それ以上進むことができない」という絶望的な状況。だが男性はここでタクシーを使うのではなく、驚きの行動に出る。
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「えい、ままよ!と目黒から歩いて新宿方面へ。2時間かかって、長いお散歩は終わった」
深夜のウォーキングを強行した男性。疲労困憊したことだろう、最後に「今日も会社だ。頑張ろう」と自嘲気味に結んでいた。直通電車を利用する際は、くれぐれも寝過ごしに注意したいものだ。
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