阿部巨人の“解任劇”の裏事情を駒田氏が暴露…桑田氏も去った“イエスマン組織”の危うさ指摘も

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2026年02月15日 07:00  週刊女性PRIME

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巨人・阿部慎之助監督

 巨人の阿部慎之助監督が就任3年目のキャンプを始動させた。V奪還を目指す今季は、1軍にヘッドコーチを置かず、監督が現場のコーチ陣から直接意見を聞く新体制となり、さらに1、2、3軍が共通の認識を持ちながら指導する方針を掲げている。その一方で、昨シーズン限りでユニフォームを脱いだ3軍前監督の駒田徳広氏が、自身の退任経緯と桑田真澄前2軍監督が現場を離れた理由について言及した――。

“マヌケな監督”という印象

 プロ野球がキャンプインを迎え、各球団の仕上がりに注目が集まる中、2月8日に公開された江本孟紀氏のYouTubeチャンネル『エモやんの、人生ふらーりツマミグイ』に出演した駒田氏の発言がファンの間で議論を呼んでいる。

 3軍監督として若手の育成を担っていた駒田氏だが、その去り際はあまりに唐突なものだった。番組内で駒田氏は、マネージャーから封筒を渡され、「明日、球団事務所へ行ってください」と告げられたことを告白しつつ、事実上の解任通告を受けた際の心境を淡々と振り返った。

「駒田氏によれば、実は昨シーズン中の4月頃に球団スタッフから『いつまでやりますか』と言われたことで、今季の契約に関する不穏な空気を感じ取っていたといいます。指導者が厳格な先生になりすぎると1軍で活躍するような“やんちゃな選手”は育たないというのが駒田氏の考え。選手の個性や自主性を尊重する自身の放任スタイルが、外から見た際に“何もしていない”ように映り、『マヌケな監督』という印象を持たれたかもしれないと分析していました」(スポーツ紙記者、以下同)

 駒田氏は同じ対談のなかで、2軍の監督を務めていた桑田氏の解任についても、触れている。

「詳しい事情は知らないとしつつも、その要因は『指導の方向性』だったと推察しています。桑田氏が推奨してきたのは、効率的な練習や球数制限といった現代的な考えを基にした育成。実際、昨シーズンの巨人は圧倒的大差でイースタン・リーグ優勝という結果も残しています。

 駒田氏いわく、2軍と3軍は若手の育成においてほとんど同じスタンスを共有できていたと言いますが、阿部監督は泥臭い練習量を重視しており、その方針はむしろ対極。駒田氏は1軍に上がった選手たちが活躍できなかったことが“監督のせい”にされたと感じているようで、番組の最後には悔しさをにじませていました」

 動画のコメント欄には、「阿部監督は猛練習タイプで統一したかったんでしょ」「ダメな会社と一緒で良い人材が辞めていく」「球団の功労者の駒田さん、桑田さんを簡単に足蹴にするようじゃ巨人に未来は…」といった声が聞かれる。

「新体制下では阿部監督が1軍から3軍までを一つの“思想”で統率する全権掌握の状態にあり、桑田氏、駒田氏のように自分の考えと異なる人は排除されてしまう。かつて名将と呼ばれた落合博満氏は『監督は裸の王様になってはいけない』と語り、中日監督時代には自分は決定するだけで、後はすべて森繁和ヘッドコーチに任せていました。今の巨人は、阿部監督の顔色をうかがうイエスマンばかりの組織になりかねない危うさをはらんでいるとも言えます」

 キャンプ地では松井秀喜氏が臨時コーチを務め、若手選手が教えを請いに殺到する光景が見られるが、巨人がシーズン序盤から低迷するようであれば、すぐに「松井監督待望論」が噴き出しそうな気配だ。“阿部全権体制”の結果に注目が集まる。

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