現在は種牡馬としてイタリアで活躍中 アルバートドックが重賞初制覇を飾った16年小倉大賞典を回想
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2026年02月17日 07:00 netkeiba

16年の小倉大賞典はアルバートドックが制した(16年2月撮影、ユーザー提供:だんさん) 海外で種牡馬となったディープインパクト産駒は少なくないが、イタリアで活躍しているのがアルバートドックだ。現役時代は松田博資厩舎と須貝尚介厩舎に所属し、重賞2勝を挙げた活躍馬。ここでは彼が初タイトルを獲得した16年の小倉大賞典を振り返る。
この年の小倉大賞典はハンデ戦らしく、どの馬にもチャンスがありそうな混戦だった。単勝10倍以内にマイネルフロスト、アルバートドック、ベルーフ、ハピネスダンサー、ネオリアリズム、ダコールの6頭。さらに10倍台にも4頭がひしめいていた。
レースは伏兵のスマートオリオンが逃げた。前半1000mは59秒4だから、重賞としては遅めのペースだ。ただ、向正面で1番人気のマイネルフロストがポジションアップ。これを追うようにネオリアリズムも仕掛けたことで、レースが動いた。直線に向いてレッドアリオンが先頭に立ち、マイネルフロストは失速。かわって外からネオリアリズム、大外からダコールが追い上げてきたが、対照的に距離ロスなく進出したのがアルバートドックだ。川田騎手の叱咤に応えて最内から伸びると、最後はダコールと馬体を並べてゴール。ディープインパクト産駒の追い比べは僅かにアタマ差、内のアルバートドックに軍配が上がり、管理する松田博資調教師の定年を前に重賞初制覇を果たしたのだった。
レース後に須貝尚介厩舎に移籍したアルバートドックは、同年の七夕賞で2つ目のタイトルを獲得した。ケガのため、続く新潟記念(2着)がラストランとなったが、その血統が評価されて、イタリアで種牡馬入り。22年には当地のリーディングサイアーを獲得し、ディープの血を世界に広めることに成功している。
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