養命酒製造の看板 漢方薬メーカーのツムラは25日、養命酒製造の主力製品である「薬用養命酒」事業などを68億円で買収すると発表した。養命酒のブランドや販売網を活用して、医薬品や健康機能食品の販売拡大や事業の多角化につなげる狙い。ツムラによる買収に先立ち、養命酒製造は6月ごろ東証プライム市場を上場廃止になる見込みだ。
買収は段階的に行われ、まず旧村上ファンド系の投資会社レノ(東京)が2月25日から4月8日まで養命酒製造に対して1株当たり4050円でTOB(株式公開買い付け)を実施。TOB成立後、レノは現在の筆頭株主である投資会社「湯沢」を除き、TOBに応募しなかった株主の持ち分を取得した上で湯沢に譲渡する。一連の手続きにより養命酒製造の株式を非公開化する。