コーセーがリサイクル性を高めた次世代容器開発 容器を完全モノマテリアル化

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2026年03月06日 15:30  Fashionsnap.com

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 コーセーが、吉田コスメワークスとの共同開発で、アイシャドウコンパクトとして国内で初めて、樹脂(PET)素材への統一によるモノマテリアル化に成功した。

 従来のコンパクト容器では、身(本体)と蓋つなぐ蝶番に、金属製の軸ピンが使われている。金属製の軸ピンは、その性質から廃棄・リサイクル工程でパーツが分離しにくくなり、リサイクル推進における大きな障壁となっていたという。一方で、樹脂は化粧品容器に求められる高い透明性やリサイクル性を有しているものの、金属のように構造的な弾性を持たせることが難しく、成型時の熱収縮による変形も大きいため、精密性が極めて困難であった。
 今回、ガタつきや開閉の違和感を生じさせることなく軸ピンを樹脂化する際に必要である、1/100mm単位でのサイズ調整の検討を重ね、最適な領域を追求。さらに独自の表面加工を施すことで樹脂化に伴う強度不足を克服し、化粧品として高級感とリサイクル性を両立させたモノマテリアル容器の製品化を実現した。環境配慮へのニーズが一層高まる中、今回のモノマテリアル化技術の確立は、循環型社会に貢献するとともに、環境負荷の少ない製品を選ぶという選択肢の一つにつながるという。

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