【名古屋ウィメンズ】失速者続出「ペースメーク難しい」「体が冷えて…」来年MGCは名古屋開催

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2026年03月08日 14:04  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

全体2位の日本選手トップでゴールしタイムボード横で写真に納まる佐藤早也伽(撮影・森本幸一)

<陸上:名古屋ウィメンズマラソン>◇8日◇バンテリンドームナゴヤ発着(42・195キロ)


世界選手権2大会連続代表の佐藤早也伽(31=積水化学)が日本人トップとなった名古屋ウィメンズマラソンは、途中でペースダウンする実力者が続出した。


21年東京五輪(オリンピック)代表の鈴木亜由子(34=日本郵政グループ)は9キロ過ぎで苦悶(くもん)の表情で後退。25年世界選手権東京大会代表の安藤友香(31=しまむら)も10キロ過ぎで第1集団から徐々に遅れた。


さらに日本記録保持者の前田穂南(29=天満屋)も19キロ過ぎで第1集団から遅れた。中間地点通過後には、24年パリ五輪1万メートル代表の五島莉乃(28=資生堂)も徐々にペースが下がっていた。


スタート時の晴れ、気温5・9度、湿度34%、北北西の風5メートル。午前11時の気温も9・8度と10度を下回るなどやや冷え込むコンディションとなった。また、レース中は最大約7メートルの向かい風も吹きつけ、選手たちを苦しめていた。


21位だった前田は「体が少し冷えて調子が上がらなかった」と原因を口にした。初のロードレースでのペースメーカーを務めた田中希実(26=ニューバランス)を評価していた日本陸連強化委員会の高岡寿成シニアディレクターも「風が強くてペースメークするには難しいコンディションだった」と総括した。


結果的には日本人上位6選手が、来年10月3日の2028年ロサンゼルス五輪代表選考会のMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の出場条件をクリア。しかし、MGCのコースは今回と同じ名古屋市内を予定している。尾張路独自の天候への対応力も問われそうだ。

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