
世のなかには誰がどう見ても「美しい」と思う顔も存在します。ただ、それはかなりのレアケース。有名人を批評する「イケメンランキング」「美女ランキング」」といった企画もありますが、「イケメン」「美女」の1位でも、まったく納得できないと感じる人もいるでしょう。人によって美醜の価値観には振り幅があります。さらに好みというものもあります。
正統派イケメンじゃなくても。夫は「好みの顔」という声が多数
ママスタコミュニティに、自分の夫の顔が好みかを問うトピックがありました。イケメンかどうかには客観的な判断が求められますが、好みはまた別。他人からはそう思えなくても、ある人が見れば好みど真ん中というケースもあり得ます。
『今まで好きになった人は性格が決め手だったけど、ダンナは顔だった』自身の夫の顔がいかに好みか、好みでなくてもどれだけ素敵な人かなど、多くの惚気(のろけ)コメントが寄せられました。素晴らしいダンナさんと巡り会えた、ラッキーな妻がたくさんいるようです。
テーマはズバリ、「好みかどうか」。集まったコメント全体を見ると「好み」という回答は5割弱。「好みではない」は、4割弱。残りが「その他」です。
『あまり考えたことはなかったけど一重まぶたの鋭い目、長い顔は苦手。ダンナは丸顔で目も二重でやさしい印象だから、好みなのだと思う。かわいいと感じるし』
『一重まぶただけど顔の印象はやさしくて、笑うとかわいいから大好き。一番安心できる顔という感じかな』
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『めっちゃ好みの顔だから結婚した。10年以上経ったけど、今でもカッコいい』ダンナさんを顔で選んだと豪語する方も、複数。ただ今も満足しているかはまた別で、「顔は超好みだけど、モラハラ気味。顔のおかげで、ささいなことなら許せるけどね」といった声も。イケメンばかりではなく、「童顔のかわいい系だけど、ちょっと野暮ったい感じが好みにドンピシャ」「ゴリラ顔が好きだから」「メガネフェチの私にとっては、たまらない顔」など、趣味嗜好が強めの方々もいました。
好きになる理由は、顔だけではない。それ以外に惹かれることも
一方の「好みではなかった」みなさんからのコメントを見てみましょう。
『好みはアイドルのような中性的な顔。ダンナはワイルドで男性的な顔。とくに不満はないけどね』
『周囲には「イケメン」と言われたけど、私にはピンときていなかった。つきあい出して1年くらいで、ようやくイケメンと気づいた。だから本来の好みとは違ったのだろうな』意外に目立ったのが「周りにはイケメン認定されているけれど、自分の好みではなかった」という回答です。友達の「彼氏、イケメンだね」にはやさしさからの気遣いも含まれていそうですが、客観的な意見=世間の評価と考えていいでしょう。少々割り引いて考えるにせよ、素直に受け止めておくのがお得です。
『まるっきりタイプではない。でも、顔以外のスペックが高すぎる』
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好みでもそうでなくても、一緒に暮らせば「いつもある顔」に
今回のテーマはつきあっている相手ではなく、夫の顔。ということは、人によっては何十年もその顔とともに生活していることになります。
『結婚5年目あたりまでは超好みだったけど、アラフォーになり顔も体型も変化。もう何年も夫と目を合わせていない』かつてカッコよかった夫ほど、落差を激しく感じてしまそうです。「めちゃくちゃ好みの顔だったけど、今ではタダのおじさん」という声も。
『出会った頃は好みではなかったけど、年齢を重ねてやさしい顔立ちになった。ダンナの今の顔にはドキドキする』変化は悪いほうにばかりではありません。年齢を重ね、ちょっとだらしなくなってきた見た目に「ほっこりする」という方もいました。「イケメンでもないのになぜかカッコよく思えるのは、まだまだ夫に惚れているのかなと」とのこと。ごちそうさまです。
『どんなイケメンでも、だんだん慣れてくるそうだよ。でも、好みはDNAレベルで惹かれている、ということじゃない? 好みの相手なら最高だと思う』DNAうんぬんの真偽は不明ですが、「美人は3日で飽きる」などと言われることはあります。好みの顔のダンナさんと結婚したという方からは「結婚当初は緊張して毎日ドキドキでしたが、15年以上一緒にいればときめきはなくなります」という証言も。一方で「まったく好みではないし、イケメンでもない。でも慣れた」という声もありました。顔は好きになるきっかけのひとつではあるでしょうが、多くの場合慣れてしまえば「いつもそこにある顔」。毎日隣にある顔ゆえの、安心感も生まれます。
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文・鈴木麻子 編集・みやび イラスト・善哉あん

