【WBC】ドミニカ共和国のソト「我々には長い道のりがある」V候補が破壊力見せるコールド勝ち

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2026年03月09日 21:13  日刊スポーツ

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7回、2ランを放ったソトを出迎えるドミニカ共和国ナイン(AP)

<WBC:オランダ1−12ドミニカ共和国>◇1次ラウンドD組◇8日(日本時間9日)◇ローンデポパーク


13年以来、2度目の王座を目指す優勝候補のドミニカ共和国が8日(日本時間9日)、フロリダ州マイアミのローンデポパークで行われた1次ラウンドD組2戦目のオランダ戦で、7回コールド勝ち。2連勝を飾った。主砲ウラジーミル・ゲレロ内野手(26=ブルージェイズ)、主将フアン・ソト外野手(27=メッツ)が豪快弾を放つなど、計4発の破壊力を見せつけ、1次ラウンド突破へ大きく前進した。


   ◇   ◇   ◇


ラテン系の移民が多い同地のローンデポパーク。ドミニカ共和国ナインにすれば、ほぼホームのような熱狂に感じていた。初回、ゲレロの適時打で先制すると、3回には再びゲレロが左翼席へ2ラン。さらに、5回にはカミネロの3ラン、ウェルズの2ランで一気に突き放した。7回には、救援陣を休ませようと試合の早期決着を望んだという主将のソトが右中間へ2ランをたたき込み、コールド勝ちでオランダを沈めた。


試合後、ノリノリの音楽が流れるにぎやかなクラブハウスをよそに、ゲレロと一緒に記者会見場に姿を見せたソトは、終始、落ち着き払っていた。まずは、マイク脇に置いてあった日本製のお茶のペットボトルをテーブルの下に置いた上で、淡々と言った。「とても美しい経験だった。今日は本塁打で終わったが、我々にはまだ長い道のりがある」。投げては、ベテランの先発セベリーノら3投手が、11三振を奪って1失点で完勝。総合力で世界最高レベルの技量を持つ一方で、過去5大会ではもろさが目立つことも多かったが、今大会に関しては、現時点で投打に不安は見当たらない。


激戦のD組を突破すれば、準々決勝、準決勝では、日本を含むC組との対戦が待ち受ける。兄貴分として猛者たちをまとめるプホルス監督は、明瞭な言葉で決意を口にした。「1点差だろうが、コールドだろうが関係ない。最も大事なのは試合に勝つこと。我々の使命は優勝、それがゴール。以上だ」。日本、米国と並ぶV候補の大排気量のエンジンが、温暖なマイアミで着々と暖まってきた。

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