中国輸出、21.8%増=対米マイナス幅縮小―1〜2月貿易統計
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2026年03月10日 13:01 時事通信社

【北京時事】中国税関総署が10日発表した1〜2月の貿易統計によると、輸出は前年同期比21.8%増の6565億8000万ドル(約104兆円)だった。昨年12月の伸びの6.6%から一気に拡大。米国向け輸出のマイナス幅縮小が寄与した。輸入も19.8%増の4429億6000万ドル(約70兆円)と好調だった。
1〜2月の米国向け輸出は11.0%減少。昨年12月は30.0%減だった。米中は昨年11月、それぞれ相手国を対象とする一部関税を引き下げており、その効果が表れた可能性が高い。
米国以外への輸出では、アフリカ向けが49.9%の大幅増。東南アジア諸国連合(ASEAN)や欧州連合(EU)向けも大きく伸びた。2月の春節(旧正月)を控え、事業者が1月に輸出を増やした影響もありそうだ。
一方、対日輸出は8.9%増と、米国を除く主要国で唯一の1桁成長。中国は高市早苗首相の台湾有事発言に反発し、対日輸出規制を強化しており、その影響が出た可能性もある。
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