
今回はAll About編集部が実施した節約に関するアンケートから、41歳女性の失敗談を紹介しながら、節約時の注意点などについて、ファイナンシャルプランナーでAll About 家計簿・家計管理ガイドの二宮清子さんが解説します。
回答者のプロフィール
回答者本人:41歳女性家族構成:既婚(子なし)
職業:専業主婦
世帯年収:300万円
現在の年収や暮らしに満足しているか:満足していない
節約でキャベツ1玉を購入
物価の高騰から食費を節約したものの、失敗してしまった経験があるという人は少なくないでしょう。今回紹介する41歳・専業主婦のエピソードもその1つです。女性は「カット野菜や既製品のサラダを買うよりも、丸ごとを買った方が安い!」とキャベツを1玉購入しました。しかし丸ごとキャベツは思っていたよりも手ごわくて……。
「サラダにするのも飽きてしまい、ほかのレパートリーが思いつかなくて、使い切るのが難しかったです……」
保存方法や献立を考えるように
キャベツは結局、そのまま傷ませてしまったそう。女性は「ちゃんと調理すれば食べられるものを、廃棄しなければならなかったことが悔しかった」と後悔をにじませます。|
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「それぞれの野菜の保存方法を調べたり、1週間分の献立を考えてみたり、使い切りレシピなどを調べるようになりました」と女性はコメントしています。
注意したい“節約の落とし穴”
二宮:今回のエピソードは、多くの家庭で起きやすい“節約の落とし穴”だと感じました。カット野菜や既製品のサラダは便利ですが、「時短=コスト」が上乗せされています。そのため、節約という視点では丸ごと野菜を買うという判断自体はとても合理的です。ただし、使い切れなければ結果的に無駄になり、かえって割高になってしまいます。今回の経験をきっかけに保存方法や献立を調べるようになった点はとても前向きで、料理のレパートリーを増やすことは家計の節約にもつながります。料理の腕を磨くことは、実は立派な家計防衛の手段の1つだと思います。
食品を節約する時の注意点
食品を節約する際のポイントは、「安いから買う」ではなく「使い切れる量を買う」ことです。特売品や大容量品は魅力的ですが、家庭の人数や食べるペースに合わないと食品ロスにつながります。節約の基本は、買ったものを最後まで無駄なく使うことです。|
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傷みやすい食材の賢い買い方、消費の仕方
キャベツは芯をくり抜き湿らせたキッチンペーパーを詰めて冷蔵すると長く保存できます。また、炒め物やスープ、お好み焼きなど複数の料理で使う前提で購入すると消費しやすくなり、余りそうな場合はカットして冷凍保存しておけば、炒め物やスープなど加熱料理をする時に便利です。食材を無駄なく使い切る工夫が、家計にも優しい節約につながります。【二宮清子プロフィール】
家計管理や節約を軸に、生活に寄り添った提案を行うファイナンシャルプランナー。家庭科の教師としての勤務経験があり、赤字家計を脱出した自分の体験から、ユーザー目線でのアイデアを発信している。All About 家計簿・家計管理ガイド。
<調査概要>
節約の体験談に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2025年8月28日
調査対象:全国20〜60代の200人(男性:63人、女性:137人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。
(文:二宮 清子)
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