
ロッテ・ドラフト2位ルーキーの毛利海大投手(22=明大)が開幕投手候補に浮上した。
20日の中日戦は5回途中4失点だったものの、春季キャンプから1軍に同行し、2週連続金曜日の先発マウンドに上がった。ロッテの新人が開幕投手となれば1950年、毎日時代の榎原好以来76年ぶり。公表済みの巨人竹丸和幸投手(24=鷺宮製作所)に続き、新人2人が開幕投手となれば74年ぶり。歴史に名を刻むマウンドになる。
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毛利は開幕まで1カ月を切った3月以降、5日の楽天戦を皮切りに中7日で13日西武戦、中6日で20日中日戦と開幕日の金曜日に2度登板。このまま中6日なら開幕戦のマウンドに上がることになる。オープン戦は4試合に登板し、防御率5・40。今季、チーム内ではジャクソンの右指の裂傷、種市のWBCでの疲労など開幕ローテーション候補が相次いで離脱する中で、新人左腕が大役候補に急浮上した。
88球で降板した試合後、サブロー監督は毛利の開幕ローテーション入りについて「けが人も出ているので、そうなるとは思います」と明言。開幕投手の可能性については「決まっていないので。近々決まるとは思います」と話すにとどめた。
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このままいけば27日からの西武との開幕カード3連戦(ZOZOマリン)は毛利−田中−小島の順が濃厚。毛利はここまでの期間を振り返り「打たれて、抑えて、打たれて、みたいな感じなんで。波が激しくないように、もっと最少失点で。5回、6回、7回投げるなら2失点以内ぐらいには抑えていきたいなとは思います」とシーズンに向けて語った。新たな風がチームに勢いをもたらす。
◆毛利海大(もうり・かいと)2003年(平15)9月14日、福岡・田川市生まれ。小学2年から野球を始め、6年時にホークスジュニア選出。中学時代は鷹羽ボーイズ所属。福岡大大濠では3年春にセンバツ出場。卒業後は明大に進み、2年春からリーグ戦出場。通算28試合登板で14勝2敗、防御率1・46。4年夏の日米大学野球選手権では最優秀投手賞を獲得。25年ドラフト2位でロッテ入り。契約金7000万円、年俸1200万円(金額は推定)。177センチ、77キロ。左投げ左打ち。背番号は13。目標はカブス今永。
◆新人の開幕投手 2リーグ制後に14人いる。ロッテで新人が開幕投手を務めれば球団初年度の50年、毎日時代の榎原以来、76年ぶり2人目。榎原は西鉄相手に1失点の完投勝利を挙げ、毎日は開幕10試合を8勝2敗の好スタートで優勝している。巨人も新人の竹丸が有力で、ルーキー2人が開幕投手となれば50年の成田(国鉄)と榎原、52年の三船(阪神)と大田垣(広島)以来、74年ぶり2リーグ制後3度目。
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