3月のイラン代表に招集されなかったサルダル・アズムン [写真]=Anadolu via Getty Images イラン代表の中心的選手として知られるFWサルダル・アズムン(アル・アハリ・ドバイ)が、代表活動から追放されたようだ。20日に『ロイター通信』などが報じた。
アメリカおよびイスラエルからの攻撃を受けて国内情勢が不安定ななか、米国、カナダ、メキシコで開催されるFIFAワールドカップ2026への参加も懸念されるイラン代表。3月の代表ウィークでは、27日にナイジェリア代表、31日にコスタリカ代表との国際親善試合を予定しているが、A代表通算91キャップ57得点のアズムンは“政府への背信行為”でメンバーから除外されたとのことだ。
現在アラブ首長国連邦(UAE)でプレーするアズムンは、今週に自身の公式インスタグラムで、ドバイの首長であるモハメド・ビン・ラシド・アル・マクトゥム氏と面会した様子を投稿。これがイランサッカー連盟(FFIRI)の上層部およびイラン政府を刺激したと見られている。
イランは米国およびイスラエルからの攻撃を受けた後、周辺諸国を巻き込んで報復活動を展開し、その中にUAEも含まれていた。アズムンは批判を受けてすぐに投稿を削除したが、代表チームからの追放は免れなかった。また、アズムンに対する資産差し押さえ命令が出されたとの噂も出ているようだ。
イラン在住のジャーナリストであるエルファン・ホセイニ氏が『X』で投稿した3月のイラン代表メンバーリストによると、アズムンの名前はない一方、メフディ・タレミ(オリンピアコス/ギリシャ)やアリレザ・ジャハンバフシュ(デンデル/ベルギー)ら主力は招集された。また、イランにルーツを持つ元U−19ドイツ代表FWデニス・エッカートが、アズムンの代役として初選出された。