高松宮記念2026に出走予定のサトノレーヴ(25年3月撮影、ユーザー提供:くまさん) 25年のJRA賞最優秀スプリンターに選出されたサトノレーヴ(牡7、美浦・堀宣行厩舎)が、高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)で史上2頭目の連覇を狙う。
サトノレーヴは父ロードカナロア、母チリエージェ、母の父サクラバクシンオーの血統。半兄のハクサンムーンは12年の京阪杯、13年のアイビスSDとセントウルSの重賞3勝を挙げた快足馬。GIでは13年のスプリンターズSと15年の高松宮記念で2着だった。そして母系を遡ると6代母は名繁殖牝馬のミスブゼン。一族にはウインブライトやコスモドリーム、ラッキーゲランやオースミシャダイ、ヤシマソブリンなどの名馬が並ぶ。19年のセレクトセール当歳で5400万円(税抜)で取引された。
ここまで16戦8勝。24年の夏に函館スプリントS、キーンランドCと重賞2連勝。その後、スプリンターズSが7着、香港スプリントが3着と悔しい結果に終わったが、25年になって覚醒した。高松宮記念でGI初制覇を果たすと、その後も香港のチェアマンズSP、英国のクイーンエリザベスII世ジュビリーSと連続2着。秋以降はスプリンターズSが4着、香港スプリントが9着と物足りない走りだったが、現役屈指のスプリンターであることは間違いない。
今回は連覇を目指す一戦となる。96年のGI昇格以降、高松宮記念において前年覇者は13頭が挑み、11年のキンシャサノキセキの1勝のみ。1番人気に推された馬が4頭もいながら、苦戦を強いられている。サトノレーヴは逆風データを跳ね返すことができるか。初コンビとなるC.ルメール騎手を背に、15年ぶり2頭目の偉業達成となることを期待したい。