「でも」は言ってもOK!脳科学者が教える『脳内トーク』で“なりたい自分”に【ひるおび】

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2026年03月26日 16:58  TBS NEWS DIG

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新年度、新しい自分としてスタートを切るコツは、『脳内トーク』にあり!?
4万人以上に成功者のノウハウを科学的に伝えてきた、脳科学者の西剛志氏に聞きます。

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脳科学者 西 剛志氏:
最新の研究でも、大人になっても脳は変わりやすいことがわかっています。自分を変える力は自分の中にあります。

人生で一番会話をする相手は「自分自身」

例えば一年を振り返った時、「大きな怪我や病気はなかったな」や「仕事をしすぎてあまり休めなかった」、「来年度はもっとうまくスケジュールを組もう」など様々なことが思い浮かびます。
西剛志氏によると、頭の中での言葉は全て「自分との会話」=『脳内トーク』です。

脳科学者 西剛志氏:
私たちは声に出す言葉だけではなく、自分の中で話している言葉があり、これを『脳内トーク』といいます。実はこの『脳内トーク』が、意外と自分自身に影響を与えていることが分かってきています。

「お昼にピザとラーメンどちらを食べようか」と何かを選んだり、読書や仕事、スポーツなど何かを行動に移すとき、声に出さなくても1日に何千〜何万回も頭の中で無意識に会話が行なわれています。
この『脳内トーク』を上手く使うことで、視点を増やしたり、自分はこうだという思い込みを覆すことができます。『脳内トーク』を磨いていくことで、なりたい自分になることができるというのです。

『脳内トーク』意識すべきポイントは

◆3つのNGワード◆
『できない』➡脳ができないイメージをしてしまう
『知っている』➡脳が学習することを止めてしまう
『分からない』➡脳が思考停止する危険な言葉

脳の変化を止めてしまう言葉を使わない習慣作りが重要です。

脳科学者 西剛志氏:
私は、上手くいく人とそうでない人を研究してきたんですけれども、全ての分野が上手くいく人はなかなかいません。例えば仕事が上手くいったとしても恋愛でボロボロとか。面白いのは、上手くいく分野ではこの3つのNGワードをほとんど使ってないんですよ。
上手くいかない分野に限って、結構この言葉を使っている確率が高いです。

また、『脳内トーク』においては「大きさ」「高さ/トーン」「スピード」も重要です。

脳科学者 西剛志氏:
実は私たちは言葉自体よりトーンに影響を受けるということが分かっています。
どちらかというと(脳内でも)ゆっくりめに話してみるといいです。「なんでこんなことになってしまったんだ。」という同じ言葉でも、認知が変わってきます。

魔法の言葉「でも」の法則

脳は文章の「最後」の情報を印象に残しやすい性質があります。
「よく頑張った。『でも』疲れた。」のように、言葉の終わりがネガティブの場合、脳も疲れた状態に意識が働いてしまいます。
逆に、「疲れた。『でも』よく頑張った。」のように言葉の終わりをポジティブにすると、脳に与えるストレスが小さくなります。
この前向きな『でも』を使い続けることにより、前向きな考え方に脳が促されていくのです。

脳科学者 西剛志氏:
よくネガティブな言葉を言ってはいけないと言いますけれども、私は「むしろ言ってください」と言ってます。その代わり、必ず『でも』を使う。終わりよければ全てよしということで、ポジティブになれます。

恵俊彰:
弱音を吐いてもいい。最後に前向きな言葉を持ってくれば良いわけですね。

脳科学者 西剛志氏:
その通りです。また、日記を書く時にマイナスなことを書く方がいらっしゃるんですけれども、どちらかというと成功したことを書いた方が脳にとっては良いということが分かっています。
例えば、5つ成功したことを書く。「朝早く起きられた」とか「ランチが美味しかった」とか、どんな小さなことでもいいんです。
それをやると、認知が大きく変わることが分かっています。

過度なポジティブ思考も要注意?

韓国の研究チームの実験です。

▼「自分はできる・自分はやれるんだ」などと自分を尊敬する言葉
▼「自分はダメだ、自分はできない」などと自分を批判する言葉

それぞれ5分間『脳内トーク』をして試験をした結果ー
自分を尊敬する言葉で脳内トークをしたグループの成績は変わらず、自分を批判する言葉で脳内トークをしたグループは、成績がアップしたという結果が出ました。

脳をMRIで見てみると、自分を尊敬する言葉を使ったグループの方が脳が活性化していることが分かりましたが、成績は変わらなかったといいます。

脳の中では・・・
「自分を褒めすぎると自信過剰になる」
➡「ゆとりが生まれて緊張感がなくなる」
➡「脳の注意力が低下して本来のパフォーマンスが発揮できない」

一方、自分に批判的な言葉を脳内で繰り返すことで、目標をクリアしようというモチベーションアップにつながったと考えられています。

西剛志氏によると、プラスとマイナス、同時に把握することが重要です。

脳科学者 西剛志氏:
楽観主義というのは非常に良いことでもあるんですけれども、やりすぎてしまうと夢ばかり追って地に足がついていない人になってしまうんですね。
それで逆に上手くいかない状態になってしまいます。
バランスが一番大事だということが、研究から分かってきたということです。

高橋ユウ:
マイナスとプラスのバランスはすごく難しいなと思うんですけど、ネガティブを無理やりポジティブに変えるのはしんどいから、自分のネガティブを受け入れることがポジティブなんだろうなと思いました。

脳科学者 西剛志氏:
まさにそうです。
多くの方はマイナスなことを避けようとするんですけれども、それを受け入れるという時点でもうポジティブということですね。

(ひるおび 2026年3月24日放送より)
==========
<プロフィール>
西 剛志氏
脳科学者 企業や個人4万以上をサポート
うまくいく人とそうでない人の違いを研究

このニュースに関するつぶやき

  • 参政党の代表がいつも”だって〜”っていう喋り方をしてるのが印象的。
    • イイネ!2
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