アルトラムス(c)netkeiba 今週の土曜日は、阪神競馬場で毎日杯(GIII・芝1800m)が行われます。
過去10年の毎日杯はスローの上がり勝負になりやすい傾向があります。これは過去10年の毎日杯が少頭数で行われていることが要因として考えられます。ここ10年の毎日杯で最も頭数が多かったのは23年と19年の13頭立て。それ以外はすべて10頭立て以下で開催されています。
少頭数の場合は先行争いが激しくならず、スタート直後にすんなりと隊列が決まることが多くあります。例年のように少頭数で開催される毎日杯も例外ではありません。そして、今年の毎日杯は過去10年で最も少ない7頭立て。絶対にハナへ行きたい馬も少ないですし、今年もスローの上がり勝負になる予感がします。
ちなみに、過去10年の毎日杯では前走4角を7番手以内で通過した馬が8勝2着9回3着9回となっています。スローの上がり勝負になりやすい毎日杯では、前走4角をある程度の位置で通過している馬に分がある一戦と言えるかもしれません。
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走4角9番手以下で2着以下
[0-0-0-11]複勝率0%
該当馬:アルトラムス、ウップヘリーア、ローベルクランツ
(過去の該当馬:23年キングズレイン1番人気12着、17年ガンサリュート3番人気7着、16年ロワアブソリュー3番人気5着)
※特に言及のない限り、データは過去10年の毎日杯(計10レース)を対象にしています。
上位人気が予想されるアルトラムスが該当しました。
過去10年の毎日杯では前走4角9番手以下の馬は15頭が出走し3着1回のみとなっています。馬券に絡んだのは18年インディチャンプ。本馬は前走4角を10番手で通過していましたが、上がり最速の脚を使って優勝。前走4角で後方にいたとしても、そこから差し切れるだけの脚を持っている馬ならば好勝負が可能と言えそうです。
該当馬に挙げたアルトラムスの前走4角は12番手で3着と勝ち切れず。さらに上がりも2位と強調できる内容ではありませんでした。
アルトラムスはデビューから2戦していますが、どちらもスタートの出が今ひとつで中団から後ろの競馬になっています。これまでのレース内容から今回も後ろからになる可能性が高そうですし、展開的にも厳しいレースになりそうです。
前走はシンザン記念で3着ですので重賞でも通用する能力はありそうです。しかし、今回は少頭数で上がり勝負になりそうなメンバー構成。直線で脚を使っても届かないというケースが十分に考えられます。展開的にはかなり厳しいレースになりそうです。人気ほどの信頼は置きにくい印象ですし、取りこぼす可能性も考えて馬券は組み立てたいところです。
重賞レースの参考に、是非お役立てください。