
妊娠中の座位時間と身体活動による影響
3月19日、アメリカ心臓協会は、プレスリリースにて、妊娠中の座位時間と身体活動による影響に関する研究を掲載した。
妊娠初期から後期における座位行動と身体活動は、妊娠中の血圧に影響を与える。妊娠を通じて座り時間が長く、静的な活動が中心の生活であった場合、妊娠高血圧症候群や妊娠高血圧腎症(子癇前症)をはじめ、高血圧リスクが高まるという。
なお、研究は「EPI|Lifestyle Scientific Sessions 2026」(3月17〜20日、アメリカ・ボストン開催)にて発表された。
座位時間の減少と妊娠高血圧症候群リスクの低下
研究チームは、2020年から2025年の期間、アメリカ3都市で妊婦470人を対象に、妊娠中の座位行動と身体活動による影響について検証した。
妊娠初期・中期・後期の各7日間、24時間の行動(座位行動、睡眠、身体活動)を調査したところ、妊娠初期から後期における座位行動の減少と妊娠高血圧症候群リスクの低下において関連性が示された。
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妊娠中の生活行動パターンが、1日あたり10時間以上の座位行動、5時間未満の低強度の身体活動であった場合、妊娠高血圧症候群の発症リスクは上昇した。
一方、座位行動が8時間以内、低強度の身体活動が7時間以上、平均22分の高強度の身体活動、9時間の睡眠であった場合、妊娠中高血圧症の発症リスクは約30%低減した。また、最適な生活行動パターンは、約6時間の座位行動、約8時間の軽強度の身体活動、4分間の高強度運動、約10時間の休息・睡眠であった。
妊娠中の高血圧を予防するには座位行動と身体活動のバランスが重要であり、身体をほとんど動かさない座位中心の生活時間を減らし、仕事や家事、スポーツなど体を動かす時間を増やすことによって高血圧リスクは軽減するという。
(画像はAmerican Heart Associationより)
American Heart Association
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