反トランプ派のロバート・デ・ニーロ「この男は正気ではない」ニューヨークの抗議集会で訴え

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2026年03月30日 15:37  日刊スポーツ

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ロバート・デ・ニーロ(2007年撮影)

トランプ米大統領の移民政策やイランへの軍事作戦などに抗議する「ノー・キングス(王様はいらない)」と題した大規模なデモが28日に全米各地で行われ、米俳優ロバート・デ・ニーロ(82)をはじめとするハリウッドセレブやミュージシャンたちが多数参加した。


ミネソタ州セントポールで開催された集会には、ロック界の大御所ブルース・スプリングスティーン(76)が登壇。同州ミネアポリスで今年1月に抗議活動中に米移民・税関執行局(ICE)職員によって殺害された市民2人の名前を読み上げ、緊急リリースした抗議曲「ストリーツ・オブ・ミネアポリス」をささげた。


同州のウォルズ知事に紹介されてステージに登場したスプリングスティーンは、「この冬、連邦当局の部隊がミネアポリスの街に死と恐怖をもたらしたが、彼らは間違った都市を選んだ」と集まった数万人の聴衆向けて語りかけた。「ミネアポリスとミネソタの人々の力と連帯は、国全体にインスピレションを与えた。皆さんの強さと信念が、ここはまだアメリカであり、この反動的な悪夢、そしてアメリカの都市への侵略は許さないことを教えてくれた。皆さんが希望と勇気を与えてくれた」と力強くスピーチをし、聴衆を沸かせた。


この集会にはオスカー女優ジェーン・フォンダやフォークソングの女王ジョーン・バエズも登壇し、バーニー・サンダース上院議員は民主主義的価値の保護と制度改革の推進に焦点を当てた演説を行った。


また、反トランプ派として知られるデ・ニーロは、ニューヨークの集会に参加。「群衆が”ノー・キング”と叫んでいるとき、私には”ノー・トランプ”と叫んでいるように聞こえる」と集まった人々に語りかけ、団結を促した。インタビューに応じたデ・ニーロは、トランプ大統領を「愚か者」と呼び、「正気の沙汰ではない」「この男は正気ではないから何でもするだろう」と話し、11月の中間選挙で正しい結果が出るまで決して抗議の手を緩めるわけにはいかないと述べ、今後も声を上げ続けることを改めて宣言した。


デモ主催者の発表によると、全50州で3300を超える集会が行われ、少なくとも800万人が集まったという。昨年10月の抗議デモより、100万人参加者が増えたとしている。(千歳香奈子通信員)

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  • 日本も他人事ではない。「現状を打破するには、少しくらい過激な人にやらせたほうがいいはずだ」…過去100年、世界中の民主国家で同じ選択が行われ、そのうちいくつかは、独裁国家になった。
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