【とっておきメモ】プロ初安打の福島圭音「誰よりも一生懸命」白鷗大の先輩・大山から学んだ姿勢

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2026年04月03日 21:58  日刊スポーツ

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広島対阪神 5回表阪神1死、福島はプロ初安打となる二塁打を放つ(撮影・上田博志)

<広島2−4阪神>◇3日◇マツダスタジアム


阪神福島圭音外野手(24)がプロ初安打を放った。「8番左翼」でプロ初のスタメン出場。5回1死の第2打席で床田の内角低めツーシームを左翼線に運ぶ技ありの一打を放った。


   ◇   ◇   ◇


福島の持ち味は気迫あふれる全力プレー。プロとしての姿勢を白鷗大の先輩でもある大山から学んだ。育成入団で野球用具の購入も厳しかった中、入寮時に10本以上のバットをプレゼントされ、「本当にありがたい」と大切に使ってきた。1年目の春季キャンプではそのバットで結果を残し、1軍機会もつかんだ。


2年前の24年6月。2軍再調整中だった大山との会話が忘れられない。「野球に対する姿勢が全然違います。誰よりも一生懸命。あの大山さんがやっているんだからやらないわけにいかない」。早朝からのウエートトレーニングや、どんな時も全力疾走する姿を目に焼き付けた。


自分もやらなければ−。鳴尾浜で背番号126のユニホームを泥だらけにして練習に励んだ。打撃でも「ケインのオリジナルを作らないといけない」と背中を押され、自身の体の使い方に合った打撃を模索。背中と言葉で道を示してくれた先輩に、初安打で恩返しした。


1年目の2軍戦では、試合前守備練習でスライディングした際に勢い余って用具に激突。鼻を骨折した。それでもバットマンのような黒のフェースガードを装着し、練習を続けた。憧れの聖望学園(埼玉)先輩である鳥谷敬氏と同じけがに「なんかちょっとうれしいです」と笑みまで浮かべたガッツマン。先輩の待つ1軍を目指して努力を重ねてきたケインが、夢舞台で存分に駆け回る。【村松万里子】


◆福島圭音(ふくしま・けいん)2001年(平13)10月6日生まれ、埼玉県秩父市出身。名前は母がリポビタンD「ファイトイッパーツ!」のCMでなじみの俳優ケイン・コスギのファンだったことが由来。秩父第一中野球部から埼玉・聖望学園へ。甲子園出場はなし。白鷗大では2年生から外野のレギュラーをつかみ、4年春には関甲新学生リーグ新記録のシーズン20盗塁。趣味は将棋。好きな芸能人はお笑い芸人の兵頭大樹。好きな言葉は「人の幸せを願える人になる」。171センチ、69キロ。右投げ左打ち。

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