《ナフサ供給不足》高市首相「事実と全く異なる報道」に憤慨するも“値上げ”続出で深まる国民の不安

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2026年04月06日 17:10  週刊女性PRIME

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高市早苗総理大臣、就任後初の会見(2025年10月21日)

 高市早苗首相が4月5日にXを更新。「石油製品“ナフサ”の供給が6月には難しくなる」という報道について、明確に否定した。

 イランのホルムズ海峡封鎖により、安定供給に懸念が生じ始めている“ナフサ”。報道番組でも取り上げられるなどさまざまな指摘がされているが、高市首相はXに《「日本は6月には供給が確保できなくなる」という指摘は事実誤認であり、そのようなことはありません》と投稿。国内需要4か月分が確保できていることや、中東以外からのナフサ輸入量を倍増させる計画があることなどを説明した。

「残念です」事実誤認の報道に苦言

「高市首相はこの件だけでなく、自身に対する間違った報道に不満を感じているようです。先日は“参議院予算委員会の集中審議に応じない意向を示している”と報道されていましたが、こちらについても経緯を説明して事実ではないと反論。その上で、《それにしても、他の事も含めて、最近は事実と全く異なる報道が増え過ぎている事は残念です》と投稿しています」(全国紙政治部記者)

 そもそも“ナフサ”とは、私たちの生活に欠かせないプラスチック・液体洗剤・ラップ・レジ袋などの原料となるもの。原油を精製して作られ、身の回りのいろいろな製品に加工される。

 高市首相はナフサの供給危機を否定したが、一方で東洋紡や積水化成品工業などはナフサを原料とする製品の値上げを発表。信越化学工業も、エチレン価格の急騰や調達困難な現状を受け、塩化ビニル樹脂の値上げを決めている。

 この影響を受け、材料費の値上げで苦しむ企業も続出。食品容器やプラスチックフィルムを製造する会社などからも、「このままでは作れば作るほど赤字になってしまう」「この状況が続くと、この先受注した製品を作れない」といった悲鳴が聞こえてきている。

 現在の高市首相の説明に対しては、ネット上からも「高市首相の説明と生産現場の現状が違いすぎるんですけど」「信越化学が言い始めたのならマジでヤバい状況」「信越化学クラスの会社が公に言うなんて、普通じゃない状況だよね」「これだけはっきりと供給危機を否定して、もし6月に供給が困難になったら責任問題だろ」「価格が高騰しているのは事実。それで在庫はあると言われてもね」といった疑問の声が上がっている。

「ナフサの問題とは別に、4月3日、政府広報オンラインの公式アカウントでは《もしもの時に備えて「食品備蓄」》という投稿をしました。物流が機能しなくなった場合に家庭で何をどれだけ備蓄しているかが重要になるといったものですが、“このタイミングでのこの投稿は、笑えない”といった返信も寄せられています」(前出・政治部記者)

 実際に企業からは悲鳴があがっているものの、供給危機を否定し、報道姿勢についても苦言を呈した高市首相。いざというときへの備えは、果たして――。
 

このニュースに関するつぶやき

  • 足りてる世界と足りてない世界、近年すっかりお馴染みになったパラレルワールドが存在する証拠を見てるんでしょうか?
    • イイネ!2
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