
ソフトバンクが4月10日に「SoftBank Starlink Direct」の詳細を発表した。衛星とスマートフォンの直接通信により、空が見える環境であれば圏外でも日本中つながるという。
●SoftBank Starlink Directの概要 一部利用者は無料
SoftBankブランドの利用者と、Y!mobileの対象プラン(シンプル、シンプル2、シンプル3)の利用者は、申し込み不要かつ追加料金なしで利用できる。一方で、Y!mobileのその他のプラン契約者やLINEMOの利用者は、6月末までは申し込み不要・追加料金なしで利用できるものの、7月以降は月額1650円のオプションサービスへ申し込む必要がある。
対応エリアについては、日本国内の屋外において、地上のソフトバンク回線(5Gや4G LTEなど)の電波が届かない圏外であり、かつStarlinkの衛星との間に遮蔽(しゃへい)物がない場所で利用できる。対応機種および対象OSバージョンについては公式サイトに記載するとしている。
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利用可能な機能としては、SMS、MMS、RCS、国際SMSによるテキストメッセージの送受信に対応している(LINEMOではMMSは提供対象外)。また、緊急地震速報や津波警報、国民保護情報といった緊急速報メールの受信も可能だ。
さらに4月13日からは、「LINE」「PayPay」「Yahoo! JAPAN」といったソフトバンクグループ各社が提供する人気アプリによるデータ通信にも順次対応する。LINEではテキストメッセージや位置情報の送受信が可能となるが、スタンプや画像・動画の送受信、音声通話などは利用できない。
●新CMを放映開始――「白戸家 お父さん衛星になる」篇のストーリー
同社は4月10日、白戸家のメンバーらが出演する新テレビCM「白戸家 お父さん衛星になる」篇の放映を全国で開始し、サービスのメリットや本格展開をアピールする。
山奥にいるアヤ(上戸さん)たちが、宇宙に打ち上げられた人工衛星ならぬ「お父さん」を通して、海の上で釣りをしている兄(ダンテさん)に誕生日のお祝いメッセージを送るというストーリーだ。電波が届かない山奥にいるアヤたちと、海の上にいる兄をつなげる様子を通じて、空が見えたら、圏外でもSoftBank Starlink Directがいよいよ始まることを動画で紹介する。
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●衛星とスマホの直接通信はKDDIが先行 3社サービス詳細、ようやく出そろう
衛星とスマートフォンが直接通信を行うサービスについては、国内ではKDDIが先行し「au Starlink Direct」を提供している。KDDIは対応アプリによるデータ通信や、米国での海外ローミング接続などをいち早く実現させてきた。
また、NTTドコモとNTTドコモビジネスは4月2日、同種のサービスとなる「docomo Starlink Direct」を4月27日から提供開始することを発表したばかりである。今回ソフトバンクが詳細を発表したことで、国内大手3キャリアの衛星直接通信サービスが出そろい、圏外エリアにおける「つながる安心」を巡る各社の競争がさらに本格化しそうだ。
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