ママスタ
先祖代々受け継がれてきたもの。当然、それは次の世代へと受け継がれる……と思いきや、時代の流れから、受け継ぎたくても受け継げない状況になっているケースも珍しくありません。今回はそのような“受け継ぎたくないもの”に関するお悩みが寄せられました。
『旦那が義母に、「仏壇を小さくして!」「墓じまいをして」って何度も言っているのに、一向にやる気配がない。普通親がやるものだよね? 子ども世代にお墓を残されても困るんだけど』
多忙かつミニマムな生活を余儀なくされている現代人にとって、お墓やお仏壇を受け継ぐことは至難の業。受け継がれてきたものを大切にしたいと思っていても、物理的にかなわないご家庭も多いのかもしれません。だからこそ「早く処分をして」と親に迫っているのに、一向に動く気配がなく投稿者さんは困っているのだそう。
お墓、処分してほしい次世代と動かない前世代
『わかる、お墓なんて本当に迷惑極まりないよね。うちも始末してっていつも言っている』
『うちも似たような感じだよ。やるって言うばかりで実際にやることはない』
ママたちからは、共感の声が続々と届きました。代々受け継がれてきたものですから、「処分して」と言われて「はいそうですか、そうしましょう」とはなかなかいかないのかもしれませんね。親としては、受け継いできたから守らねばと思う人もいれば、墓じまいも大変だしと見て見ぬふりをしている人もいるかもしれませんね。
墓じまいはお金がかかる?
『墓じまいって結構お金がかかるらしいよ』
『墓じまいの費用は、総額で約30万円〜300万円程度らしい。小さなお墓ならもう少し安いかもしれないけど。うちはかなり規模が大きいから、墓じまいするって言いながら、いつまでも後回しになっている』
代々受け継がれてきている場合、墓や仏壇の規模が大きくなっている可能性もありますよね。そうなると、予算も自ずとアップして……後回しにしてしまう気持ちもわからなくはありません。費用はピンキリですが、まとまった額が必要となりそうですね。とはいえ、ずっと放置しておくわけにもいきません。
墓じまい、親と子のどちらがやればいい?
『やってくれなきゃ子ども世代がやることになるのよ。うまく乗せたり焚きつけたりして、なんとしても親にやってもらおう』
このままでは次世代が代々受け継がれてきたお墓や仏壇を受け継ぐこととなります。管理ができるのであればそれでいいのかもしれませんが、このままどんどん次の世代に受け継いでいっていいのか考えなければならなさそうです。
『投稿者さんたちがどうしても墓じまいをしてほしいのなら、親を当てにしないで、自分たちでやればいいのでは? 親にはその分の費用を残しておいてもらえばいいんだし』
『「墓じまいして」って迫るより、「自分たちは墓守なんてやらないし仏壇も引き取らないけど、どうするの?」って話し合いをするしかないかも』
墓じまいはお金も手間も時間もかかると話すママたち。後回しにしたくなる気持ちもわかりますが、動けるのであれば動き出してしまったほうがいいのかもしれません。投稿者さんたちが義母さんにどのような話をしているのかはわかりませんが、具体的に互いの意思を確認するような話し合いの場をもったほうがいいかもしれませんね。何が問題で動かないのかが見えてこないことには、解決への糸口も見えてこないでしょう。
『親でも子でも、どちらがやってもいいと思う』
『親がやるものとは決まっていないし、義母にやる気がないなら、ムリにやらせることはできないと思う』
投稿者さんとしては、親世代が受け継いだものだから、自分たちでなんとかしてほしいようです。親世代がどのように考えているかはさておき、子ども世代となる投稿者さんは、受け継げないとはっきり意思を表示しているわけですから、自分たちが動くものではないと考えているのかもしれませんね。とはいえ、ママたちからは「墓じまいは親がすべきもの」とは言い切れない、墓じまいはイヤなのかもといった声も寄せられました。だからこそ、早急な話し合いが必要なのかもしれません。受け継いでから投稿者さんたちが処分するという選択肢もあります。
明確な話し合いをしよう
お墓や仏壇の管理・処分についてだけでなく、親世代と子世代では考え方も価値観も異なることがたくさんあるでしょう。それでも話し合いをするしか事態の進展は望めなさそうですよね。親がやるべきと思っていたとしても、サポートはしてあげたほうがいいのではないでしょうか。「仏壇を小さくして!」とか「墓じまいをして」と迫るだけではなく、具体的な流れやかかる費用を調べて提示し、一緒に行動してみてはいかがでしょう。投稿者さんたちが協力体制を敷くだけでも事態は進展するかもしれません。親世代も高齢になると、動くことが億劫になったり、動きたくても動けなかったりといった事情も出てくるでしょう。サポートだけでも、行動してみてもいいかもしれませんね。
文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko
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