
アメリカのトランプ大統領は、イランの港湾に出入りする船舶への封鎖措置を開始したと述べました。アメリカメディアは、艦船15隻以上が配備されたと報じています。
アメリカ トランプ大統領
「(Q.海上封鎖は始まりましたか?)10時に始まった」
トランプ大統領は、アメリカ軍がイランの港湾に出入りする船舶への封鎖措置について、13日の午前10時から開始したと述べました。
ウォール・ストリート・ジャーナルは政府高官の話として、アメリカ軍が艦船15隻以上を配備したと報じています。
また、トランプ氏はSNSで、34隻の船が12日にホルムズ海峡を通過したと明らかにし、イランによる封鎖開始以降、「圧倒的に最多の数だ」と強調しています。トランプ氏は「イラン軍の艦船が封鎖エリアに近づけば即座に排除する。麻薬密売人のボートに対する攻撃と同じ手段を使う」と警告しています。
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これに対し、イランの軍事当局者は「国際水域で航行を制限することは違法であり、海賊行為に等しい」と非難し、予断を許さない状況が続いています。
アメリカ トランプ大統領
「我々は多くの点で合意したが、イランはその点(核兵器開発)では合意しなかった。しかし、合意すると確信している。合意しなければ交渉は不成立だ」
また、トランプ大統領は戦闘終結に向けた協議をめぐり、「イラン側から連絡があった。彼らは『何としても合意したい』と考えている」と主張しました。
協議をめぐっては、アメリカのニュースサイト「アクシオス」などが13日、パキスタンでの協議で、アメリカ側がイランのウラン濃縮活動の「20年間の停止」を提案したと報じました。ウラン濃縮活動の恒久的な放棄を求めてきたアメリカ側が要求内容を引き下げた形ですが、イラン側は受け入れず、「10年未満の期間」を示したとしています。
アメリカ バンス副大統領
「さらなる協議を行うかどうか、最終的な合意に至るかどうか、ボールはイラン側にある。我々は様々な条件を示し、“譲れない一線”も明確にしている」
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こうしたなか、バンス副大統領はFOXニュースの番組で、2回目の協議の実施や戦闘の再開など今後の展開について、「ボールはイラン側にある」「次に何が起きるかはイラン側の決定次第だ」などと強調しました。
また、協議の仲介国パキスタンのシャリフ首相は、2週間の停戦合意は「維持されている」と表明しています。
