
ニプロは、子会社で医薬品製造のニプロファーマ(ともに大阪府摂津市)が滋賀県栗東市に「ニプロファーマ 近江工場 一般注射剤棟(バイアル棟)」を4月25日付で竣工(しゅんこう)した、と発表した。
同施設は、経済産業省の「ワクチン生産体制強化のためのバイオ医薬品製造拠点等整備事業」で、第一次公募の製剤部門として唯一採択を受けた。平時は通常の注射剤を製造し、感染症拡大など有事の際は3カ月で生産体制を整え、国の要請に応じて速やかにワクチンなどの製造に切り替えるという。
同施設の建設に当たり、中外製薬と協業した。設備設計や品質システムの構築、人材育成などで中外製薬と連携しながら、グローバルに製品を供給できる工場を目指す、としている。
竣工式に出席した経産省の井上博雄・商務・サービス審議官は「本棟の稼働により、国内における医薬品、ワクチンの安定的な供給体制が一層強化されるとともに、将来の不測の事態に備えた国内製造基盤の確保が一層進むことを期待している」とコメントした。
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