リモコンなし天井照明をスマート化 オーム電機の後付けリモコンスイッチが便利だった

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2026年04月30日 14:10  ITmedia PC USER

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オーム電機「OCR-RSH01W2」。天井の照明に取り付け、リモコンで操作する。実売価格は3480円だ

 既存の家電製品をスマート化しようとした場合、リモコン機能を搭載していない製品は、スマートプラグを組み合わせる必要がある。ただし、これはコンセントに挿すタイプであることが大前提で、天井のローゼットに挿す照明器具では利用できない。


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 今回紹介するオーム電機の「OCR-RSH01W2」は、天井の引っ掛けシーリングやローゼットに取り付けることで、リモコン機能のない照明器具を赤外線リモコンで操作できるようになる製品だ。これを取り付けておくことで、スマートリモコンを使った操作も可能になるなど、家庭内のスマート化には欠かせないアイテムと言える。実機を購入したので、レビューをお届けする。


●挟み込むように取り付けるだけで設置完了


 本製品は、リモコン機能のない照明器具を赤外線リモコンで操作できるようにするための製品だ。昨今は天井のローゼットに取り付ける照明器具の多くがリモコン機能を内蔵しているが、中にはそうでない製品もある。本製品はそれらと組み合わせて使うための品で、実売価格は3000円台と安い。


 販売元であるオーム電機は、こうしたローゼットに取り付けるリモコンオプションを以前から取り扱っており、本製品はリモコンをモデルチェンジした新型ということになる。従来モデルである「OCR-RSH01W」は2000円台後半だったので、若干の価格アップということになる。


 使い方は、天井のローゼットに取り付けられている照明器具を外して本製品を取り付け、そこに改めて照明器具を取り付けるだけだ。ローゼットと照明器具が直接つながっていたところに本製品を割り込ませ、ローゼット→本製品→照明器具という順序でつながるようにする。


 取り付けはねじ込みなどは必要なく、差し込んで回転させるだけなので、工事などは一切不要だ。設置が完了すれば、付属のリモコンを使ってオン/オフをはじめとした操作が行える。言うまでもないが、単体で動作する製品なので、PCやスマートフォンによるセットアップなどの作業は一切不要だ。


 なお、オン/オフ以外の機能としては、毎日同じ時刻にオートで照明を操作できる「自動オン/オフ」、5時間後まで自動オフができる「切タイマー」機能が付属している。これは従来モデルにはなかった、本製品で新しく追加された機能になる。


●スマートリモコンと組み合わせてスマホや音声で操作可能


 さて、普通に使うだけであればこれで作業は完了なのだが、本製品は赤外線方式ゆえ、赤外線タイプのスマートリモコンと組み合わせることで、スマホやスマートスピーカーからの操作が行えるのが、本連載的にはポイントということになる。今回はそれらを前提に、セットアップを行ってみよう。


 まずは赤外線タイプの市販のスマートリモコンを用意し、準備段階として家庭内のネットワークに接続してスマホから操作できるようにしておく。続いてスマートリモコンのアプリを開き、本製品の赤外線リモコンの信号を学習させる。


 本製品は、各社スマートリモコンのデータベースに登録されていないことが多く(発売されてそれほど間がないというのも理由だろう)、ボタンごとに学習させなくてはいけないケースが大半だと考えられるが、本製品で利用するボタンは基本的にオンとオフの2個だけなので、特に問題になることはないだろう。


 なお本製品はオンとオフ以外に、自動入/切やタイマー設定などの機能も付属しているが、これらはリモコン内に設定を保存しておき、時間になると送信する仕組みなので、スマートホームからの利用は実質的に不可能だ。スマートホームとの組み合わせで利用できるのは単純なオン/オフだけと考えた方がよいだろう。


 ちなみに、照明器具が天井スレスレに設置されているタイプだと、照明器具のボディーが本体にあるリモコン信号の受光部を覆い隠してしまい、付属のリモコンで下方向から操作してもうまく信号が届かない場合がある。赤外線リモコンならではの「あるある」だ。


 こうした場合、スマートリモコンを天井に貼り付けるように設置し、真横から信号を送信するようにすれば、うまく操作できるようになる場合がある。付属のリモコンでは赤外線信号が届かず、動作しない場合の救済策として使えることを知っておくと、役に立つかもしれない。


●リモコン機能のない照明器具をスマート化したい時に


 以上のように、本製品はリモコン機能のない照明器具をスマート化するにあたって貴重な製品だ。今回の新モデルで追加されたタイマー関連の機能は、スマートデバイスからは実質的に利用できないが、これは付属のリモコンから使えば問題ないだろう。どうしてもという場合は、Alexaの定型アクションなど、スマートリモコン側で同等の自動化設定を行えばよい。


 こういった赤外線タイプのリモコン化デバイスは、同種の製品が市場に少ないことから、モデルチェンジしつつ製品が継続されるのは、ユーザーにとっては非常に心強い。自宅内のあらゆる家電製品をスマート化したいと考える人にとっては、よい選択肢と言えるだろう。



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