米商務省=ワシントン(AFP時事) 【ワシントン時事】米商務省が30日発表した1〜3月期の実質GDP(国内総生産)速報値は、季節調整済み年率換算で前期比2.0%増加した。過去最長に及んだ政府機関の一部閉鎖終了による反動で、伸びは前期(0.5%増)から加速。ただ消費が鈍り、市場予想(2.3%増)を下回った。米イスラエルとイランの紛争に伴う原油高が家計を圧迫したとみられる。
GDPの7割を占める個人消費は1.6%増(前期は1.9%増)に鈍化。住宅投資は8.0%減と、5期連続でマイナス。減少幅が拡大した。輸入が21.4%増と4期ぶりにプラスとなったことも成長を下押しした。
一方、設備投資は10.4%増(2.4%増)に急加速した。人工知能(AI)関連投資がけん引した。政府消費支出は4.4%増(5.6%減)とプラスに転じた。輸出も12.9%増と、成長の押し上げ要因となった。
◇1〜3月期の米GDP速報値
国内総生産(GDP) 2.0( 0.5)
個人消費支出 1.6( 1.9)
設備投資 10.4( 2.4)
住宅投資 ▲8.0(▲1.7)
輸出 12.9(▲3.2)
輸入 21.4(▲1.0)
政府支出 4.4(▲5.6)
国内最終需要 2.8( 0.6)
PCE 4.5( 2.9)
PCEコア 4.3( 2.7)
(注)増減は前期比年率(%)、▲はマイナスまたは低下、カッコ内は2025年10〜12月期(了)〈USDC〉