【野球珍客メモ】度々訪れる“演出家”たち…カゲロウ、ネコ、トリ、ハチの大群

0

2026年05月05日 22:23  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

オリックス対ロッテ オリックス岸田護監督が外野で採集したニジイロクワガタ(撮影・西尾就之)

<オリックス6−1ロッテ>◇5日◇京セラドーム大阪


試合前練習で、外野を歩いていた岸田護監督(44)が珍しい「ニジイロクワガタ」を見つけた。玉虫のように体が虹色に見える昆虫で、捕まえた人や、見つけた人に幸運をもたらすという。


球場には、たびたび“珍客”が訪れる。


◆カゲロウ 07年10月5日、インディアンス−ヤンキースの地区シリーズ第2戦(クリーブランド)。松井秀喜もヤ軍の一員で出場し8回途中まで1点リードも、マウンドにカゲロウの大群が出現。ヤ軍チェンバレンの顔や首筋に張り付き、同投手は集中力を乱されて同点を許した。ヤ軍は延長11回にサヨナラ負けし、このシリーズ敗退の遠因に。


◆ハト 16年5月31日のソフトバンク−中日戦(ヤフオクドーム)では、試合中に1羽のハトが飛び回った。前週に「ルーフオープンシリーズ」が行われており、屋根が開いていた影響も考えられた。


◆ネコ 17年4月13日のDeNA−阪神戦(横浜)では9回、阪神梅野の打席時にネコが迷い込んだ。試合は一時中断。ネコは、そのまま逃げ去った。


◆トリの大群 17年8月30日の楽天−西武戦(Koboパーク)では、トリの大群が現れた。楽天の8回裏の攻撃前、複数の群れをつくって旋回を続けた。照明を消したり、花火を打ち上げたり、対応に追われた。


◆ハチの大群 24年4月30日のダイヤモンドバックス−ドジャース戦(チェースフィールド)では試合開始5分前にバックネット最上部にハチの大群が発見された。球場に「なるようになる」という意味のビートルズの名曲「レット・イット・ビー」が流れる中、球場関係者らが協議した結果、試合は中止にせず、専門家に駆除を依頼することになった。「Beekeeper(ビーキーパー)」と呼ばれる男性が登場すると球場内は一気に盛り上がった。日本でドラマの主題歌の原曲として有名な「ホールディング・アウト・フォー・ア・ヒーロー」(ボニー・タイラー)が流れる中、ゴンドラでハチの大群に接近。スプレーをかけた後、ハチを4分間で全て吸引した。喝采を浴びた男性がガッツポーズで声援に応えるなど「ショー」のような盛り上がりだった。


駆除を行ったマット・ヒルトン氏が、防護服姿のまま、始球式に登場。防護用のフードを脱ぐと、観客からスタンディングオベーションでねぎらいの拍手を受けた。


◆ニジイロクワガタ オーストラリアやニューギニアに生息する虹色(赤、緑、青など)に輝く金属光沢を持つ。2年以上生きることもあり、ペットとしても人気がある。価格は1000円〜3万円などさまざま。血統の有無や色の出方、サイズ、誰が販売しているかなどで大きく異なる。

    ニュース設定