アニメ監督・演出家の佐藤竜雄さん、肝不全で死去 アニメ監督で演出家の佐藤竜雄さんが、4月24日に肝不全で亡くなった。61歳。アニメ企画・制作の会社「NAGOMI」が7日に発表した。
【画像】アニメ監督の佐藤竜雄さん死去 会社からの訃報全文 書面にて発表し「弊社制作のアニメーション作品において、監督としてご参画いただき多大なるご尽力を賜っておりました佐藤竜雄氏が、かねてより療養中のところ、2026年4月24日、肝不全のため永眠いたしました。享年61歳でした」と報告。
続けて「佐藤監督には、現在制作中のアニメーション作品においても精力的に取り組んでいただいておりました。その情熱と多大なる貢献に深く感謝するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます」と追悼した。
また「葬儀はご遺族の意向により近親者のみで執り行われました。また、ご供花、ご香典、ご弔問等については、固く辞退申し上げる旨をご遺族より承っておりますため、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます」とし、「なお、佐藤監督のこれまでの功績を偲び、弊社の主催にて後日「お別れの会」を催す予定でございます。日時、場所など詳細が決まり次第、改めて弊社公式ホームページ、SNS等でご案内申し上げます」と伝えられた。
佐藤さんは、1964年(昭和39年)7月7日生まれ。神奈川県大磯町出身。血液型A型。早稲田大学卒業後、亜細亜堂に入社。アニメーター(動画)、演出助手を経て1989年演出家に。
主な参加作品は『ちびまる子ちゃん』、『赤ずきんチャチャ』。『飛べ!イサミ』(1995年)でTVシリーズ初監督。次いで『機動戦艦ナデシコ』(1996年)を手がけ、劇場版『機動戦艦ナデシコ』(1998年)で日本SF大会で星雲賞を受賞。
湯浅政明と組んだ『ねこぢる草』では、モントリオール・ファンタジア映画祭の最優秀短編賞と批評家賞、文化庁メディア芸術祭の優秀賞を受賞。自身のオリジナル作品である『学園戦記ムリョウ』では、原作と全話の脚本も担当(いずれも2001年)。
監督とシリーズ構成を兼ねた『モーレツ宇宙海賊』(2012年)によって二度目の星雲賞を受賞、翌々年には劇場版『モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵-』が公開された。