
■卓球世界選手権 男子団体戦 準々決勝 日本 3−1 ドイツ(日本時間7日、英・ロンドン)
日本男子(世界ランク4位)は3−1でドイツ(同5位)を下し、準決勝進出を決めた。3位決定戦は行われないため、日本の銅メダル以上が確定。日本は準決勝で、スウェーデンと台湾の勝者と戦う。コート上のインタビューに応じた張本は「日本の2大会ぶりのメダルを決めることができて、そのことだけがうれしいです」と喜び、準決勝に向けて「次の試合もしっかり準備して勝利を狙って頑張っていきたい」と意気込んだ。
試合はシングルスのみ行われ、先に3勝したチームが勝利となる団体戦。日本は、決勝トーナメント1回戦でベルギー(同23位)に松島輝空(19、フリー)、張本智和(22、トヨタ自動車)、戸上隼輔(24、井村屋グループ)の布陣で臨み、ゲームカウント3−1で勝利。同2回戦にも同様の布陣で臨み、カザフスタン(同25位)を3−1で下し、準々決勝進出を決めた。
ドイツとの第1試合には張本が登場。第1ゲーム(G)は、4−4からレシーブでの返球やフォアの攻めが功を奏し、7連続ポイントを奪い11−4で先取する。第2Gも張本は攻めの姿勢を崩さず、得点が決まるたびに雄たけびを上げる。多彩な攻撃で相手を圧倒し、11−4と連取に成功する。第3Gに入っても張本が5連続ポイントで、最後には強烈なスマッシュも決め11−6で奪い、ゲームカウント3−0。左腕を天に突き上げた日本のエースが第1試合を制した。
第2試合には松島が登場。しかし、第1Gはドイツのエース、チウ・ダン(29)の変化をつけるバックハンドに手こずり、5−11で落とす。第2G、松島は得意のバックハンドで3連続ポイントを奪うと、フォアのストレートなどで5連続得点。流れをつかんだ松島が11−2で取り返す。第3G序盤、攻守に冴えを見せた松島がリードを奪うが、相手に粘られ10−10でデュースに突入。そこから松島は強烈なフォアハンドを立て続けに決め、12−10と連取に成功する。第4Gは1点を取り合う攻防が続いた。それでも松島は5−5から強烈なフォアのスマッシュなどで怒涛の6連続得点を奪い11−5。ゲームカウント3−1の逆転勝利で第2試合も制した。
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第3試合は戸上が出場したが、ゲームカウント1−3で敗れた。第4試合、日本は張本が出場し、ドイツはチウ・ダンという“エース対決”となった。第1Gは一進一退の攻防が続いた。9−10と1点ビハインドの場面から、張本が3連続得点を決め12−10で奪う。第2Gは序盤、相手にリードを許す苦しい展開。それでも張本は、強烈なバックハンドやフォアの強打で9−9の同点に追いつく。互いに1点ずつ取ってデュースに突入すると、13−13からフォアのスマッシュにストレートのレシーブが決まり、張本が15−13で連取に成功した。第3Gも張本はサーブやカウンターなど序盤で4連続得点を奪う。終盤で9−9の同点に追いつかれたが、張本が連続ポイントを決め11−9とゲームカウント3−0で第4試合も勝利。エース・張本の2戦2勝の活躍で、日本が準決勝進出を決めた。

