「AIによる業務浸食は予想以上だった」 “10年後の変化”がいま起きている

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2026年05月11日 08:10  @IT

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 AI(人工知能)が仕事に与える影響は、以前予測されていたよりも広範囲かつ早く起きていることがCognizantの調査で分かった。同社のレポート「New work, new world 2026: How AI is reshaping work faster than expected」は、1000の職業における1万8000の業務(タスク)について、「最新のAI技術によってどの程度自動化、あるいは支援が可能になるか」を再評価した結果をまとめたものだ。3年前(2023年)に予想していたよりも広範囲かつ迅速に「AIによる既存業務の破壊的変革」が起きており、10年後(2032年)に起こると予測されていたことが既に2026年の時点で起きているという。


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●仕事の在り方を大きく変えたAI機能の3大進化


 レポートによれば、過去3年間においてAIの機能には以下3つの領域で大きな変化があった。


・視覚を持つシステムである「マルチモーダルAI」


・思考するシステムである「拡張されたAI推論」


・行動するシステムである「エージェントAI」


 これらの機能により、AIによって「部分的に」または「大部分」支援可能と分類されるタスクが全タスクに占める割合は、2023年時の元の予測15%から2026年現在は40%近くに上昇した。「完全に自動化可能」と分類されたタスクの割合は、1%から10%へと上昇した。


●ビジネスや管理部門で影響度と変化の速度が急激に上昇


 変化の速度を示す「ベロシティースコア」と影響度を示す「エクスポージャースコア」の分析から、特定の職種グループにおけるAIによる破壊の規模と速度が明らかになった。それによれば、


・マネジメント(Management)


・ビジネスおよび財務業務(Business and financial operations)


・オフィスおよび管理サポート(Office and administrative support)


など、以前から大きな影響を受けていた職種グループで最も速い変化が見られる。


 これらの職種の平均エクスポージャースコアは、2023年の14〜21%から現在では60〜68%へと飛躍的に上昇している。またこれらの職種グループ全てにおいて平均ベロシティースコアは11〜14となっており、これは全体の平均値を4〜7ポイント上回っているという。


 こうした変化はAIが厳格なプロセスに縛られた自動化から、柔軟でエージェント的な推論へと進化したことを反映していると同レポートでは考察している。


●専門職や物理的労働にもAIの影響が拡大


 「ヘルスケア」「教育」「エンジニアリング」「法務」などの専門的な職種分野でも、AIによる影響の急速な上昇が見られる。これは、AIがより複雑で重要なタスクを処理できるようになったことが要因であるとCognizantでは分析している。ちなみに法務のベロシティースコアは12であり、エクスポージャースコアは2023年の9%から現在では63%へと大幅に上昇している。


 さらに肉体労働を伴う職種も、先に挙げた職種グループほど急激にではないせよ、徐々にAIによる影響を受け始めている。建設・採掘業務のエクスポージャースコアは、2023年にはわずか4%であったが、現在では12%となり、ベロシティースコアも3を記録している。また、輸送および資材移動のエクスポージャースコアは2023年の6%から現在は25%に跳ね上がり、ベロシティースコアは6となっている。


●コンピュータや数学分野の変化は比較的緩やか


 コンピュータおよび数学の分野など一部の職種グループにおいては、AIによる高い影響が既に定着しつつあり、エクスポージャースコアは67%、ベロシティースコアも9を記録している。これらの仕事では、多くの中核タスクが既にAIによって大きな影響を受けているため、今後の変化はむしろより緩やかになるだろうとCognizantでは予測している。



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  • 税務署職員とか 公務員を減らせ。
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