終盤までリードのオジエ「ライン上には岩が散らばっていた。できることはあまりなかった」/第6戦最終日コメント集

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2026年05月11日 13:40  AUTOSPORT web

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セバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2026年WRC第6戦ラリー・ポルトガル
 5月10日(日)、ポルトガルで開催された2026年WRC世界ラリー選手権の第6戦『ラリー・ポルトガル』のデイ4としてスペシャルステージ(SS)20から23が行われ、ヒョンデ・シェル・モービスWRTのティエリー・ヌービル/マルティン・ウィダグ組(ヒョンデi20 Nラリー1)が劇的な逆転で今季初優勝を飾った。日本の勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、総合5位で大会を終えている。

 大会最終盤までセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合首位をリードしていたものの、SS22でまさかのタイヤパンクが起きてあと一歩のところで優勝を逃すなど、波乱と歓喜が交錯した大会最終日。戦いを終えた各陣営より、ドライバーたちのコメントが届いている。


■Mスポーツ・フォードWRT


●マルティン・セスクス(#22 フォード・プーマ・ラリー1)/総合9位

「週末を振り返ってみると、このラリーから得られるポジティブな要素はたくさんある。毎日トップ3のタイムをいくつか出すなど、週末を通して安定したパフォーマンスを発揮できたし、それは僕たちが良いベースを持っていることを示している」

「あとはここでの知識を活かして、次のギリシャでのラリー(※セスクス自身が出場する次戦。第7戦ラリージャパンは不参加)に繋げるだけだね」


●ジョシュ・マッカーリーン(#55 フォード・プーマ・ラリー1)/総合15位

「ラリー・ポルトガルが無事に終わった。今週末は浮き沈みが多く、かなり競争が激しかったね。今日の『ファフェ』(SS21およびSS23)ではあと少しでステージ優勝できそうだったし、それは特別なことだったが、最後の最後で惜しくも敗れてしまった」

「途中でいくつかの問題に直面し、残念ながら土曜日の夜に『ロウサダ』で壁にぶつかってしまった。おそらくラリーでぶつかる可能性のある最悪の壁だろうね! 今日僕たちをコースに復帰させるために多大な努力をしてくれたチームに、心から感謝したい。昨夜はかなり遅くまで起きて作業してくれたから、関わってくれたみんなに感謝しているよ」

「次は日本だ。夏のグラベルラリーの前に、ターマックに戻るのを楽しみにしているよ」


●ジョン・アームストロング(#95 フォード・プーマ・ラリー1)/デイ3リタイア

「金曜日のメカニカルトラブルの後、ポイント圏内を目指して戦っていたのにリタイアすることになってしまって残念だ。このレベルでは僅差の戦いになるし、不運なことに今回は僕たちの思いどおりにはいかなかった」

「ポルトガルは素晴らしいイベントだけど、僕にとってはまだもっとも運の良いラリーとは言えないね。今後のラリーを本当に楽しみにしているし、もっと強くなって戻ってくるつもりだ」


■ヒョンデ・シェル・モービスWRT


●ダニ・ソルド(#6 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合8位

「ここポルトガルでの自分たちのパフォーマンスには、あまり満足していないと認めざるを得ないね。天候のせいで路面が非常に滑りやすく、クルマのフィーリングも良くない、難しいラリーだった」

「それでも、チームのことはとても嬉しく思っているよ。みんな本当にこの勝利にふさわしいし、とくにクロアチアでの出来事のあとだから、これについては本当にハッピーだ」


●ティエリー・ヌービル(#11 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合優勝

「なんて週末だ! 外はクレイジーだったし、僕たちはあらゆるコンディションと感情に直面したけれど、安定した走りで、すべてのステージで最速の選手たちと戦い、タイムを大きく失うことはまったくなかった」

「ミスをしなかったこととあわせて、それが最終的な勝利をもたらしてくれたのだと思う。ラリーは終わるまで決して終わらないことはわかっている。最終ステージのプレッシャーは非常に高かったけれど、やり遂げたよ」

「この勝利はとても特別に感じる。チームとして、僕たちはしばらくこの結果を追い求めてきたけれど報われず、クロアチアでは僕がチームをがっかりさせてしまったからね。僕たちは反撃する必要があったし、今週末はラリーの神様が味方してくれたんだ。チームにとって今年最初の勝利を持ち帰ることができて、本当に嬉しいよ」


●アドリアン・フルモー(#16 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合4位

「ここポルトガルでチームにとって非常にポジティブな週末になったから、クルーとしてポイントを獲得できたこと、そしてティエリー(・ヌービル)とマルティン(・ウィダグ)が優勝したことを嬉しく思うよ」

「チーム全体にとって素晴らしい結果だし、最近行ってきたすべての準備のおかげで、今こうして素晴らしい成功を楽しめていることが嬉しいね。チームに感謝したいし、ファンにも感謝している。雨のなかでも大勢で応援してくれているのを見るのは本当に素晴らしかった。全体として非常にチャレンジングなラリーだったけれど、だからこそ僕たちはこのスポーツを愛しているんだと思う」


■TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム(TGR-WRT)


●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合3位

「非常に厳しいコンディションで行われた、浮き沈みの激しい長い大会だった。良いペースで走れた時もあったが、自分のドライビングに満足できない時もあったよ」

「もっと良い結果を残せた可能性はあったと思うが、うまくいかなかった。チームメイトのセブ(セバスチャン・オジエ)とサミ(パヤリ)が今日、不運に見舞われたことは気の毒に思う。このような形で順位を上げることは決して望まないが、それがスポーツの一部となることもある。今回のポイントは受け入れ、日本ではさらに上を目指すよ」


●セバスチャン・オジエ(#1 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合6位

「今日は不運に見舞われた。最終の1本前のステージの序盤は、路面に深い轍があり、走行ライン上には岩が散らばっていた。あのような状況では、他にできることはあまりなかったと思う」

「今週末、自分たちのコントロールが及ぶ範囲のことについては、チームとともにかかなりうまくやれたと思っている。もっと良い結果を得るに値する戦いだったと思うが、ラリーではこのようなこともある。もちろん、これだけ努力してきただけに悔しいが、気持ちを切り替えて日本に向かい、ふたたび勝利を目指すよ」


●オリバー・ソルベルグ(#99 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合2位

「まず何よりも、今日不運に見舞われるまで、自分たちよりも上の順位につけていたチームメイトたちを気の毒に思う。今週末は皆がそれぞれ苦労していた。週末を通して、まるでジェットコースターのように浮き沈みが激しいタフなラリーだったよ」

「自分にとっては厳しいラリーが2戦続いていたが、今回も決して楽な戦いではなかった。それでも、ようやく表彰台に戻り、ポイントを獲得できたことをとても嬉しく思う。本当にホッとしたよ。自分を信じてくれたチーム、そしてつねにクルマを直してくれたメカニックたちに感謝している」


●勝田 貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合5位

「自分たちにとっては厳しい週末でした。序盤は出走順の助けとなるように、少しリスクを冒したセットアップをクルマに施しましたが、うまくいきませんでした」

「チームと協力して改善を重ねたところ、週末にかけてフィーリングは格段に良くなりましたが、上位の選手たちに追いつくことは困難でした。最終的には、チームメイトの不運もあり今日はポイントをそこそこ獲得することができました。今は、自分のホームイベントであるラリージャパンがとても楽しみです」


■TGR-WRT2


●サミ・パヤリ(#5 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合7位

「それまではすべて順調に進んでいたから、今日のハプニングは残念だ。自分の見たところ、ライン上に大きな石が転がっていて、それに当たってパンクをしてしまったが、どうすることもできなかった」

「とはいえ、それ以外は自分たちにとって良いラリーだったよ。パフォーマンスは非常に力強く、これまでで最高といえるものだったと思う。それに見合う結果を残せないのはいつだって残念なことだが、この週末に得た多くのポジティブな要素を活かし、次のラリーではさらに強くならなくてはならないね」

[オートスポーツweb 2026年05月11日]

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