パト・オワード(アロウ・マクラーレン) 第110回インディ500プラクティス走行3日目 5月14日(木)、インディアナポリス・モータースピードウェイで開催されている第110回インディアナポリス500マイルレース。この日はプラクティス走行3日目が行われ、アロウ・マクラーレンのパト・オワードがトップスピードを記録した。
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、17番手と前日よりも順位を上げ、単独走行では最速を記録している。
走行3日目となったこの日もインディアナポリス・モータースピードウェイは引き続き快晴。天候に恵まれたなか、6時間のセッションがスタートした。
セッション開始から約35分のタイミングで、オワードがこの日のトップスピードとなる227.308mphを記録。3日間の全体で見ると、昨日のトップ2であるコナー・デイリー(ドレイヤー&レインボールド・レーシング)とアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)に次ぐ3番手のスピードを記録した。
「レース走行もこなせたし、予選シミュレーションもいくつか行えた。マシンのバランスは良好だ。明日にブーストが上がると状況はかなり変わるかもしれないが、今のところは非常に順調だ」とオワードは冷静に分析。また、オワードは2日目の単独走行でのトップスピードを記録している。
オワードに次ぐ2〜4番手には、メイヤー・シャンク・レーシングの3人が続いて好調を示した。5度目の優勝を目指すエリオ・カストロネベスを筆頭に、マーカス・アームストロング、フェリックス・ローゼンクヴィストと続き、予選ブーストが解禁されるファストフライデーへ向けてペースを上げている。
5番手には、2日目の午後にエンジン交換を行なったアレクサンダー・ロッシ(エド・カーペンター・レーシング)が226.364mphを刻み、トップ5を締めた。
佐藤はこの日、計25周を走行。24周目に223.876mphでこの日のベストスピードを記録し17番手に入った。また、トウ無しの単独走行では223.828mphを記録。単独走行としてこの3日間全体でのトップスピードをマークした。
「昨日まではレースセットをしていましたが、今日から予選に向けたクルマ作りのパッケージになりました」
「気持ち的にはレースセットをやりたいのですが、予選に間に合わなくなってしまうので、今日は『予選のパッケージが今年も働くのか』という部分を確認しました」
「クルマも調子を取り戻して、自分も気持ち良く走れましたし確認したい事も全部できてスピードも文句無しでした」
「予選でどこまでパフォーマンスを出せるか分かりませんが、今日は予選パッケージには非常に良い手応えを掴んだので、引き続き明日も頑張ります」と、自身のSNSで3日目の走行を振り返るコメントを残している。
次回の走行は、15日(金)に予選用の出力向上が解禁されるファストフライデーとして実施される。その後16日(土)と17日(日)の2日間を通して予選が行われる予定だ。
[オートスポーツweb 2026年05月15日]