
母のことが気になり、数週間ぶりに実家を訪ねました。すると母は何事もなかったかのように、いつも通りの笑顔で迎えてくれます。その自然すぎる様子に少し安心する一方、何とも言えない怖さも感じました。
母は「しょうがないわね」と言いたげな顔をしています。そんな母に私はいつものごとく、「買い物に行きたいから子どもたちを預かってくれない?」と聞きました。
私の頼みを聞いた母は、何だか得意気です。「お母さんがいないとダメなのよ」と言われ少しムッとしましたが、私と母の会話を静かに聞いていた父が口を開きました。
私は、ナナコちゃんに言われたのと似たようなことを言われて、固まってしまいました。
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父は母の言葉を遮り続けました。「くだらないことで親を頼りすぎ」「親を便利屋扱いするな」と言われてしまいました。仲よく支え合っているだけのつもりでしたが、父の目から見てもやはり「共依存」になってしまっていたということなのでしょう……。

父の言葉に、母も私もしゅんと俯きました。
私は母の様子が気になり、実家を訪れました。あれだけ怒っていた母は何事もなかったように振る舞い、私から頼られると嬉しそうに「アスミはお母さんがいないとダメ」と言います。
すると私と母の会話を聞いていた父が「距離をおいた方がいい」と言い出しました。父は「アスミは親を頼りすぎず、フミタカくんと協力して子育てすること」「ユウコは娘家族に依存しすぎてはいけない」と諭します。きっと私と母はナナコちゃんの言う「共依存」状態だったのでしょう。
今が親離れ子離れの分岐点なのかもしれません。
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