2025年7月、フランス南部の町で水分を補給する男性(EPA時事) 【ロンドン時事】世界気象機関(WMO)は28日、世界の年間平均気温が2026年からの5年間で、24年に記録した観測史上最高を更新する可能性が高いとの報告書を公表した。エルニーニョ現象の発生などにより、気温が押し上げられると見込まれている。
報告書によると、地表付近の世界の年間平均気温が26〜30年に最高記録を上回る確率は86%。この5年間の年間平均気温は産業革命前(1850〜1900年)の平均を1.3〜1.9度上回ると予測した。2024年に産業革命前との比較で1.55度上回ったのが、これまでの最高だった。
報告書の主筆者であるレオン・ハーマンソン博士は「26年末にエルニーニョ現象の発生が予測されているため、27年が記録更新の年となる可能性が高い」と指摘した。