JALグループ、月面輸送サービス始動 「アルゴ・プロジェクト」、地球文化継承目指す

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2026年05月29日 09:50  OVO [オーヴォ]

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月面輸送ボックス「Möbius Ark(メビウスの方舟)」イメージ

 JALUX(東京)は、宇宙スタートアップのispace(東京)が2028年に予定している月面着陸ミッションにおいて、ペイロード(荷物)輸送サービス契約を締結した、と発表した。この契約に基づき、日本航空(以下JAL・東京)およびJALUXは、5月27日から一般企業や自治体向けにペイロード輸送枠の販売を開始する。


 昨年11月、ispaceとJALグループ3社(JAL、JALUX、JALエンジニアリング)は、月面輸送および運航分野での協業を目的とした覚書を締結。今回の契約は具体的な事業展開の第一歩で、ispaceが提供する月面着陸ミッションのペイロード輸送枠を活用し、月面で地球の文化を未来に継承する「ARGO PROJECT(アルゴ・プロジェクト)」を展開する。

 命名のモチーフはかつて存在した「アルゴ座」という星座。「次世代へ受け継ぐ箱舟(Ark Relaying for Generations Onward)」との思いを込め、それぞれの単語の頭文字をとった。貴重な文化が気候変動や大規模災害、紛争などの危機にさらされている現状を鑑み、地球環境の影響を受けない月面で、未来の人類に開封されるその時まで、大切な文化を保護・継承していく取り組み。

 JALUXは専用の月面輸送ボックス「Moebius Ark(メビウス・アーク)/メビウスの箱舟」の開発と搭載品の募集を担当。JALは全国の地域や企業と連携し、特産品や企業を代表する製品など、現代の文化を反映した品々を募集。ispaceは集められた搭載品を格納したボックスを月面へ輸送し着陸させる、という計画だ。

 プロジェクト概要・販売に関する問い合わせはJALUX 事業企画室 宇宙事業チーム sbiz@jalux.comまで。打上げ時期については2026年5月時点の予定であり、今後変更する可能性がある、としている。

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