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今週(5月31日週)は、台湾でCOMPUTEX TAIPEI 2026が開催されていた。そんな中、秋葉原に流通するメモリやHDD、SSDはシビアな状況が続いている。一方で、ストレージに眠るデータを“抹消する”というニーズは、世相と無関係に安定しているようだ。
●2TBのM.2 SSDが3万円台前半になる特価も
メモリとHDD、SSDの仕入状況は厳しい状況が続いているものの、「数カ月単位で見れば安定しているといえるかも」(TSUKUMO eX.)といった具合で、売り場に混乱の色は見えない。
複数のショップに尋ねると、DDR5メモリは静かだといわれる一方で、ストレージ関連は品薄や値上がり傾向が目立つとのコメントが多かった。あるショップは「メモリもじわじわ値上がりしているので止まっている感じはありませんが、値上がり面で言えば、SSDの方が目立っていますからね。HDDも相変わらず入荷してきませんし、慣れただけで何も解決していない感じです」と諦め気味に笑っていた。
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そうした中でも、特価で比較的安価に入手できるチャンスはある。例えば、TSUKUMO eX.では、今週末にCFD販売のPCIe Gen 4に対応した2TB SSD「CSSD-M202TP4R7260A00」を3万2980円で売る特価セールを実施している。
同店は「今どきGen 4の2TB SSDを3万円台前半で買えるのはなかなかありません。1TBで我慢している人も多いと思いますし、この機会にぜひゲットしてください」とプッシュしていた。
●「ずっと月に数百台くらいです」――HDD&SSD破壊サービス「黒歴史最終処分場。」の今
2025年から続く市場の動きは、HDDやSSDの価値を相対的に高めているといえる。そうした世の中において、「ストレージ破壊サービス」の需要はどんな変化が起きているのだろうか。
東京ラジオデパートのエスカレーターで地下1階に降りると、目の前にジャンクショップ「秋葉原最終処分場。」が現れる。同店は2020年12月、HDDを100円ポッキリで物理破壊するサービス「黒歴史最終処分場。」を提供するようになった。売り場にあるHDD破壊装置を使い、ドライブを数本の杭で貫くことで、あっという間に再生不能にする。現在は2.5型SSDにも対応している。
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スタートから5年半。直近の動きを同店に尋ねると、「ストレージの値上がりは把握していますが、需要にはほとんど影響がないように思います。新しいストレージを買うのと、ストレージに残った消し去りたいデータを封印するのとでは、ニーズがやっぱり違いますからね」という。
店頭での注文は月に「数百件程度」で、これはサービスが軌道に乗ってからずっと変わらない。若年層から高齢ユーザーまで幅広い層が利用しているのも従来通りだ。唯一変化したのは、HDDとSSDの比率くらいだという。「持っているストレージの種類が自然と変化しているのは感じます。ごく自然な流れでSSDの破壊が増えていますね」
利用者にクリアファイルをプレゼントするサービスも変わらないが、デザインは変化していた。
ストレージが値上がりしても品薄になっても、黒歴史の黒歴史具合に変わりはないはず。封印欲が高まったら、東京ラジオデパートの地下一階に足を運ぼう。
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