姫路城(c)netkeiba 今週日曜日に阪神競馬場では、10Rに姫路ステークス(3歳上・3勝クラス・ダ1800m)、11Rにしらさぎステークス(3歳上・GIII・芝1600m)が行われる。この2競走はいずれも兵庫県姫路市に関連するレース名という共通点がある。
姫路Sはその名の通り、兵庫県南西部に位置する姫路市から競走タイトルが採用された。古くから山陽と山陰を結ぶ交通の要衝として栄え、播磨地方の中心として発展を遂げた人口50万人の都市。市内には地方競馬の姫路競馬場があり、JRAの場外馬券発売所「ウインズ姫路」も併設されている。同競馬場は2012年8月を最後にしばらく本場開催がなかったが、20年1月に約7年半ぶりの再開。現在では1月下旬から3月中旬のおよそ2カ月間のみレースが行われる“レアな競馬場”となっている。
一方のしらさぎSは、同市のシンボルであり、世界文化遺産にも登録されている姫路城が由来。1346年に本格的な城が築かれ、その後の改修・拡張を経て現在見られる姿となった。白漆喰で覆われた優美な外観が羽を広げたシラサギを思わせることから、「白鷺城(しらさぎじょう、はくろじょう)」の別名でも知られている。同レースは24年まで行われていた米子Sを前身とし、25年に新設重賞として編成された際、レース名も改められた。昨年から姫路SとしらさぎSは同日に実施されており、阪神競馬場はさながら“姫路デー”の様相となっている。ちなみに日曜阪神9Rは高砂特別で、高砂市は姫路市の東に隣接する街。こちらも姫路市に縁のあるレース名ということを付け足しておきたい。
サマーマイルシリーズの開幕戦に位置付けられているしらさぎS。白鷺城の名を冠する重賞から、マイル戦線を盛り上げる新星は羽ばたくだろうか。