
<ヤクルト1−2広島>◇21日◇神宮
広島岡本駿投手(24)が、父・昌孝さんとの約束を果たした。この日は「父の日」ということで、登板前に勝利をプレゼントすることを誓っていた。
幼少期から自宅の庭で野球の練習に付き合ってくれたやさしい父で、中学時代も毎日のように犬の散歩をしながら部活の練習を見に来てくれていた。今でも母は心配するあまりか技術的な助言をくれるのに対し、父は「落ち着いてね」など温かく見守ってくれている。
「お父さんとお母さんにはいつも感謝していますし、何よりの力になっています。その応援に応えられると、いつも思っています」
両親への感謝を忘れたことはない。この日も父のために腕を振り、勝ちきった。
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今季は両親だけでなく、新井監督にとっても孝行息子となっている。「立ち上がりから球の強さもあった。あれだけ強力な打者がいる中で球威で抑えていたからね」と成長に目を細める。先発転向を進言した右腕は、今季勝利数がチーム最多6勝目となった。敵地でのヒーローインタビューで「このまま全部勝つ勢いで投げるので、応援よろしくお願いします」と、力強く宣言した姿は誰の目にも頼もしく映った。【前原淳】
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