
思い返せば、昔から父は饒舌に話すタイプではなく、家族の会話の中心にはいつも母がいました。正直なところ、母が亡くなってからの帰省は楽しいものではなく、義務で足を運んでいるような感覚です。私は帰省のたびに、母との会話や母の手料理を楽しみに実家へ帰っていたのだと実感しました。


実家に帰省すると、父はかなりお酒が入っていたせいか妙にしつこく私に絡んできたのです。「俺がどうなってもお前は困らないだろ?」そんな言葉を、形を変えながら何度も繰り返しました。私が否定しても父は聞き入れません。

7年前に母を亡くしてから、父は少しずつ塞ぎ込み、私と会うたびに後ろ向きな言葉を口にするようになりました。
私は父を心配して年に2回ほど実家に帰省していましたが、楽しい会話になることはなく、帰省が義務のように感じられていきました。
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原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・〆川ズン子 編集・みやび
