
【写真】高良健吾演じる漫画家・手塚治虫
1970年代の東京。漫画家としてどん底にあった手塚治虫(高良)は、自身の戦争体験をもとにした漫画『紙の砦』を描き始める。少年誌の連載は打ち切られ、会社も倒産――すべてを失いかけたその時、なぜ手塚は“戦争”を描こうとしたのか。
執筆に挑む1970年代の手塚治虫と、戦時下を生きる彼の分身・大寒鉄郎(原田)。漫画を描くことに生を見出した2人の物語が、時代を越えて重なり合う。
田中が演じるのは、大阪でベビー用品を扱う葛西株式会社の社長・葛西健蔵。経営者であり、漫画には興味がなく、手塚とは別世界で生きてきた。しかし、仕事がきっかけで意気投合。純粋に創作に打ち込む手塚の姿に、人として深い敬意を抱いている。
田中は「高良さんとは昔から共演しており再会を楽しみにしていました。撮影初日にベレー帽とメガネをつけた姿をみたとき、思わず『手塚治虫だ!』と。一気にドラマの世界に入り込めました」と撮影を振り返る。
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岡崎は「みんなのことが大好きになりました。そんなチームでお送りするドラマ、絶対良いに決まってる! ぜひご覧ください!」と作品への自信をのぞかせた。
野内が演じるのは、宝塚音楽舞踊学校に通う女学生・岡本京子。舞台に立つ夢を抱きながらも、戦争によってその日常を奪われる。戦時下でも漫画を諦めず描き続ける鉄郎と出会い、忘れかけていた夢を思い出していく。
野内は「京子と鉄郎、それぞれの願いを通して、平和について考えるきっかけになればうれしいです」とメッセージを寄せた。
久野が演じるのは、鉄郎が通う南野中学校の番長・明石健司。腕っぷしの強さで生徒たちに恐れられるが、実は大の漫画好き。鉄郎の描く漫画に魅せられ、その才能を誰よりも信じる親友となる。
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山田が演じるのは、鉄郎の同級生・三井明。真面目な軍国少年で、漫画ばかり描いている鉄郎を快く思っていない。しかし、ある出来事をきっかけに、鉄郎や明石との距離を少しずつ縮めていく。
山田は「『お芝居が楽しすぎる! 現場が最高なんだ!』と本気で語れるくらい青春を感じた現場でした」と撮影を振り返り、「すてきすぎるキャスト、スタッフさんと作った作品をぜひ見ていただきたいです!」とアピールした。
あわせて、予告映像がNHKのホームページで公開された。NHKドラマSNSでも公開されている。
特集ドラマ『手塚治虫の戦争』は、NHK総合・BSP4Kにて8月12日23時より同時放送。
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<コメント全文>
■田中哲司
葛西は手塚治虫先生と仲良しな関係ではありませんでした。でも心のどこかでつながりを感じて、寄り添いつつも一歩引いた、「微妙」な関係性を保っていたのだと思います。僕にとっての手塚治虫さんは特別な存在で、国民的な作品をたくさん描いている巨匠です。高良さんとは昔から共演しており再会を楽しみにしていました。撮影初日にベレー帽とメガネをつけた姿をみたとき、思わず「手塚治虫だ!」と。一気にドラマの世界に入り込めました。
■岡崎体育
こんにちは、岡崎体育です! このたび手塚治虫先生の担当編集をされていた黒川さんを演じさせていただきました。
今回の撮影は、とにかく温かいスタッフの皆様とキャスト陣に囲まれていたなぁと思います。みんなのことが大好きになりました。そんなチームでお送りするドラマ、絶対良いに決まってる! ぜひご覧ください!
■野内まる
京子は舞台に立つ夢を諦めたというより、「みんなもそうだから」と時代を受け入れようとしていた人だと思います。だからこそ、夢を手放さない鉄郎の姿はまぶしく、救いでもあったのではないでしょうか。
演じながら、戦争は命だけでなく、人が大切に育ててきた夢や感情、その人らしさまでも、奪ってしまうのだと感じました。京子と鉄郎、それぞれの願いを通して、平和について考えるきっかけになればうれしいです。
■久野渚夏
この作品と出会い、僕と同世代の若者たちが戦地に送り出され、多くの命が奪われたという事実は、決して忘れてはならないことだと強く感じています。
今回、戦時中を生きる一人の学生・明石健司を演じさせていただきます。明石は、仲間想いでありながら、時に情けない姿も見せる人間味あふれる人物です。
作中では、戦時下という極限状態において鉄郎の描く「漫画」が生きがいのような支えとなり、次第に鉄郎という人間そのものにもひかれていきます。戦争という非日常の中で、明石が番長としての責任感と自分らしさをどう貫こうとしたのか。その姿を見届けていただけたらうれしいです。
■山田健人
三井明役を演じました山田健人です。
地方撮影の帰り、半ば興奮状態で友人に電話をかけ、「お芝居が楽しすぎる! 現場が最高なんだ!」と本気で語れるくらい青春を感じた現場でした。
大寒の漫画にひき込まれる登場人物が魅力的で、忘れられないお芝居がたくさんあります。すてきすぎるキャスト、スタッフさんと作った作品をぜひ見ていただきたいです! よろしくお願いいたします!
■田島彰洋プロデューサー
手塚治虫の生きる“現代”と、大寒鉄郎が生きる“紙の砦”。2つの世界を彩るキャストの皆さんをご紹介します。
葛西健蔵を演じるのは田中哲司さん。おおらかな優しさで手塚を包み込み、どこか“少年”のまま生きる手塚を“大人”として、“友人”として温かく見守ってくださいました。編集者・黒川拓二には岡崎体育さん。まっすぐで純粋なたたずまいはもちろん、ご自身も表現者ならではの創作へのリスペクトが、黒川という人物に深みを与えてくださいました。
『紙の砦』の世界を生きる鉄郎の仲間たちは、総勢320人のオーディションを経て出会った皆さんです。主演の原田さんとともに、あの時代を全力で生き抜いてほしい――そんな思いでお願いしました。
漫画好きの番長・明石健司の久野渚夏さんは、まっすぐなお芝居と、誰からも愛される笑顔が決め手でした。オーディションで初めてお会いした瞬間、「明石がいた」と感じたことを今でも覚えています。ドラマオリジナルキャラクター・三井 明の山田健人さんは、戦争によって早く大人にならざるを得ない少年の揺れる心を、繊細に表現してくださいました。そして、ヒロイン・岡本京子の野内まるさん。連続テレビ小説『ばけばけ』でご一緒した時とはまったく違う表情を見せてくださり、そのたたずまいは、宝塚スターを目指す夢を抱える京子そのものでした。
今回ご紹介できなかったキャストの皆さんも、本当に魅力あふれる方々ばかりです。なお撮影は無事すべて終了しました。本日公開する予告映像で一足早くこの作品の世界を感じていただけたらうれしいです。放送もぜひ楽しみにお待ちください。

