政治抗議「他に手段なし」は免罪=国旗損壊罪、参院委で実質審議入り

33

2026年07月09日 12:01  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

国旗損壊処罰法案が実質審議入りした参院内閣委員会=9日午前、国会内
 与党と国民民主、参政両党が提出した国旗損壊処罰法案は9日、参院内閣委員会で質疑が行われ、実質審議入りした。法案提出者の自民党の塩崎彰久氏は、政治的抗議としての国旗損壊に関し、「その方法以外で政治的な意見表明ができないような社会的状況」であれば、違法性が阻却され、処罰を免れる場合があるとの見解を示した。

 立憲民主党の塩村文夏氏は「ほとんどの場合が『他に手段がある』と言われてアウトになるのではないか」と疑問視し、政治的な抗議は原則として例外と位置付けるべきだと主張。塩崎氏は「違法性阻却事由は個別具体的に判断される」と述べるにとどめ、応じなかった。

 法案提出者の阿部圭史氏(日本維新の会)は、6月26日の衆院内閣委員会で「本法案の成立を契機に愛国心も醸成されていくのではないか」と答弁したことに関し、「政治家としての個人的な信条だ。この法案は特定の思想を強いるものでない」と釈明した。

 法案は「著しく不快または嫌悪の情を催させる方法」で公然と国旗を傷つけた場合、2年以下の拘禁刑または20万円以下の罰金を科す内容。保護する対象は「有体物」に限り、生成AI(人工知能)画像などは対象外となる。 

このニュースに関するつぶやき

  • 「国旗とは、その国の主権、歴史、文化、そして国家の一体感やアイデンティティを象徴するもっとも重要なシンボル」だそうだけど、それを政治的抗議のために損壊するのが筋違いでは?
    • イイネ!3
    • コメント 1件

つぶやき一覧へ(31件)

前日のランキングへ

ニュース設定