2試合の出場停止処分となったクアンサー [写真]=Getty Images イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督が、DFジャレル・クアンサー(レヴァークーゼン/ドイツ)に2試合の出場停止処分が下された理由はFIFA(国際サッカー連盟)から説明されていないことを明かした。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
クアンサーは5日に行われたFIFAワールドカップ2026・ラウンド16のメキシコ代表戦に右サイドバック(SB)として先発出場したが、52分にスライディングタックルを敢行した際に足裏がヘスス・ガジャルドのすねを捉えてしまい、オンフィールド・レビューの結果、一発退場となった。
同試合は数的不利となりながら、リードを守り切ったイングランド代表が3−2で勝利を収め、準々決勝に進出を果たした。しかし、この試合で退場となったクアンサーには自動的な1試合の出場停止に加え、重大な反則プレーに該当することから、追加の1試合出場停止処分が下されることがFIFA規律委員によって明らかになっている。
今大会では決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)のボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦でレッドカードを提示されたアメリカ代表FWフォラリン・バログン(モナコ/フランス)の出場停止処分に1年間の猶予が与えられ、同選手がラウンド16のベルギー代表戦に出場した事例もあることから、クアンサーには準々決勝のノルウェー代表戦に出場できる期待もされていたなか、逆に2試合の出場停止処分が下されることとなった。
メキシコ代表戦後には、「全くもって不十分だ。審判のレベルが足りていない。第4審判も同様だ」、「当初はファウルさえ取らなかった場面を覆したわけだ。不十分と言わざるを得ない」などと不満を語っていたトゥヘル監督は、このことが裁定にも影響したのではないかと指摘されたものの、「そうは思わない」と否定しながら、クアンサーに追加の出場停止処分が下された理由は「我々も説明を受けていない」ことを明かしている。
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